はじめに
クラウドプラクティショナーを受験した流れを記録します。
アソシエイトとかプロフェッショナルとか、上位資格を取りたいと思いましたが、まず何かしら資格は欲しくて、すぐ手に入れられるものは?クラウドプラクティショナー!となって、受験した履歴を残します。
やったこと
受験申し込み
自分を追い込むために3日後を受験日に申し込みました。
PSI / ピアソンのどちらか悩みました。
ピアソンは日本語を話せる試験官がつくそうですが、PSIは英語のみ。
15分刻みで、夜も受験できるPSIを選びました。
テストツールでブラウザでマイク・Webカメラが動けば良いです。
専用ソフトウェアを本番で使うので、ここでDLして起動していればより良いです。
参考書を揃える
参考書を買いました。買ったあとは積んで眺めて満足してしまうタイプです。
AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー を買って勉強しようと思っていましたが、いざ買うタイミングになって、一夜漬け AWS認定クラウドプラクティショナー 直前対策テキストという非常に魅力的なタイトルの本が積んでありましたので、そちらを買いました。
発行時期もタイムリーな2020年9月。運命を感じました。
勉強方法
一夜漬け(3時間程度)で読み切れる量ではありません。
わかっていそうなところは飛ばして読みました。
本としては、1ページで完結しているので非常に読みやすく、使いやすかったです。
受験当日
当日は、読み飛ばした箇所をできる限り読みました。
受験直前は、参考書のわからなかったところ、模擬演習で外れたところ、わからなかった単語を復習しました。
受験
ブラウザは専用のソフトウェアで実施します。
トレーニング・認定のWebページからPSIのアプリを直接起動します。Safariは非対応だそうです。
対応のChromeを使いましたが、試験開始のボタンを押しても何も起きず、焦りました。
専用ソフトウェアをダブルクリックで起動しても、試験情報が渡ってないので試験官担当とも話すことができず、連絡を取りたいんだけど連絡取るための画面に行けない…という状態した。
Chromeを再起動したら試験開始を押すと「Open PSI専用のソフトウェア.app ?」みたいなダイアログが出て、専用ソフトウェアが立ち上がり事なきを得ました。
30分前くらいから「試験開始」は押せるようなので、一度も受けたことがない人は早めにログインして時間的余裕がある状態で試したほうが良いでしょう。
専用ソフトウェアが立ち上がったあとは自分の写真を撮ったり、パスポートをWebカメラで撮ったりして、Validationするようです。
Validationが終わると試験官がTextChatで英語で話しかけてきて、部屋の中を映して、机の上を映して(何もない状態か)、スマホを映して(手の届かないところに置いてあるか)、両腕に何もつけてないか、と一通り進むと、試験を受けられるようになります。
試験中はカメラが監視しています。顔が認証できていないと、試験官が聞いてきます。私の場合は肩より上が映るような、多少離れた状態でないと正常と認識しませんでした。
解像度を高くしていたので、文字が小さくて読めず、画面10センチくらいで規約の画面を見ていたら怒られました。Resolutionは変えられないと言われ、しぶしぶ細目で見ていました。
画面に「Zoom + ー」のボタンがあるので、文字が小さければそちらで拡大できます。終わってから気づきました。
試験後
30分かからず解き終わってしまい、途中で終了しました。
完了してすぐ、合格か不合格か表示されます。
幸い合格でした。
終わって
一夜漬けでも参考書を読んでおいてよかったと思いました。
6か月のAWSクラウド使用経験のある人が取る資格なので、AWSを使っていれば勉強しなくても取れてしまうと思います。
一夜漬けしなくても受かったかもしれませんが、知らない知識も多く、勉強してよかったというのが正直な感想です。
入門の資格として11,000(税抜)は高いなぁと思いました。
参考書の模擬試験の感想
試験の内容は言及できないので、実際の試験の話ではなく、参考書の模擬試験に対しての感想を書いておきます。
AWSサービスについて、まんべんなく知っておくと良いです。
Connectや機械学習などのニッチなサービスは、用語として何をするものか?くらいは押さえておいたほうが良いです。
EC2やRDSなどのコンピューティング、Code系のサーバーレスの主要サービスは使って何か作ったことがあるレベル、もしくは作ろうとして試行錯誤した経験がある、くらいが望ましいです。
AWS独自のウェルアーキの観点を知っておくと良いです。
ある目標を達成するためにAWSではこういったサービスを揃えています、
あるサービスは何ができて、何ができません(他に何をする必要があります)、のような感じです。
AWSを普段から触っている人(AWSを6ヶ月使っている人)であれば、
知識は十分ついているため、幅広くやっていれば、何もしなくても受かるのではないか?と思います。
技術者の場合は、請求周りやOrganizationあたりが知らない領域になるかもしれませんので、そのあたりを補完しておけば良いでしょう。
AWSを普段から触っていない非技術者は、サービスは知っていてもその中の仕組みを知らないはずですので、サービス内の仕組み・用語を覚えるため、かなり勉強する必要があると感じました。
用語で言えば、参考書などの模擬試験で選択肢が1つくらいわからないレベルなら、他の選択肢から消去法でなんとかなります。