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数学文書でi要素の使い道を考える(HTML5)

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数学文書でi要素の使い道を考える

私の知識は古く,てっきり HTML5 になっていわゆる物理要素だった b要素やi要素は消滅していたのかと思っていたのですが,ちゃんと生き残っていました.

専門用語に使えるi要素

i 要素 - HTML | MDNの引用ですがi要素の概要は次の通りです.

オフセットテキスト(或いはイタリック)要素(<i>)は、技術用語、外国語のフレーズ、または架空の人物の思考など、何らかの理由で他のテキストと離して配置して区別されるテキストの範囲を表します。英文においては通常斜体で表示される事の多い部分であり、殆どの場合、ブラウザはこの要素に対しイタリック体のデフォルトスタイルを指定しています。

技術用語というのが一つ目を引くのですが,似たような要素にdfn要素があります.次はdfn 要素 - HTML | MDNからの引用です.

HTML 定義要素 (<dfn>) は、用語の定義を表します。

ある専門用語が初めて出てきたときはdfn要素を用いてその語の説明をして,それ以降はi要素を使う,という趣旨でよろしいでしょうか.

<p> $\lim_{n\to\infty}(1+1/n)^n$ は収束する.この極限値を<dfn id="Napier-number">ネイピア数</dfn>といい,$e$ で表す.<i>ネイピア数</i>は無理数であることが知られている.</p>

一つの用語に対してdfn要素は一回しか使わないべきですから,なるほどといった感じです.

数式記号に使える?

一つ思ったのですが,数学では「○○を△△とよび,□□と表す」のような言い回しをよくします.△△は用語ですからdfn要素が適任だと思いますが,□□も新しく定義された記号ですので,ここにも何らかのマークアップをしてもよいのではないかと.用語ではないのでここにもdfnを使うのは違う気がします.で,再びi 要素 - HTML | MDNより.

より適切なセマンティクスを持つ要素が無い場合のみこの要素を使用するべきです。

これに加えて

英文においては通常斜体で表示される事の多い部分であり、殆どの場合、ブラウザはこの要素に対しイタリック体のデフォルトスタイルを指定しています。

です.数式はイタリック体で表すことが多いですし,ある意味で外国語ですから,新しく登場した数学記号をi要素でマークアップするのはありなのではないかという案が一瞬よぎりました.

<p> $\lim_{n\to\infty}(1+1/n)^n$ は収束する.この極限値を<dfn id="Napier-number">ネイピア数</dfn>といい,<i>$e$</i> で表す.</p>

新しく定義した数式記号だけをあとで抽出したいこともあるかもしれないので,

<i class="dfn"> $e$ </i>

などの専用の属性を設定するといいかもしれません.あるいは,新しい数式記号も用語ととらえて

<dfn class="formula"> $e$ </dfn>

などとした方がいいのかもしれません.

まあ,マークアップしても誰も気付かないレベルで,ほとんど自己満足でしかありません.ウェブブラウザですらなんでマークアップしてんの? くらいに思われるかもしれません.

何か良いアイディアがあったらお待ちしております.

HigashinoSola
EPUB3 + MathML に興味あり.Pythonと数学が相性良さげでよく使ってます.
https://mathfob.com
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