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現在スクラムマスターとして開発チームに参画しております

スクラムマスターとしては経験が浅く、体系的に学んでいなかったので、[リンクテキスト](URL "タイトル")さんの認定スクラムマスター講座を受け、晴れて認定スクラムマスターになりました。

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認定スクラムマスター講座ではものすごく多くの気づきや学びがあり、それを色々と実践投入しているのでご紹介させていただきます。

スクラムチームに名前を付けよう!

チーム名の重要性

スクラム開発では、チーム全体が一体感を持ち、共通の目標に向かって進むことが非常に大切です。

しかし、よくある「〇〇開発チーム」といった無機質な名前では、チームとしての愛着や帰属意識が薄れがちです。実際、私が参画したプロジェクトでも同じような状況でした。

スクラムチームには 「自己管理」や「相互の協力」 が求められます。チーム名にアイデンティティが込められているだけで、メンバー同士のコミュニケーションが活性化し、士気向上にもつながると感じました。

チームメンバー自身で名前を決定

そこで、チーム名をメンバーに決めてもらうよう依頼しました。

その結果、無味乾燥な名前が一転し、チームの個性や雰囲気を反映した、ユニークで愛着の持てる名前に生まれ変わりました。

機能名ではなく、自立したチームへ

機能名のチームだと、どうしても 「与えられた感」 が拭えず、スクラムチームが目指す 「自律した組織」 から遠ざかってしまいます。

自分たちでチーム名を決めることで、チームへの愛着や一体感が増し、主体的に活動できる雰囲気が生まれました。

このように、スクラムチームに名前を付けることは、単なる形式的なものではなく、チームの文化や成長を支える大切な一歩だと実感しています。


スクラムメンバーのフルスタック化

フルスタック化の考え方

「フルスタック」と聞くと、多くの人がフロントエンドとバックエンドの両方を担当できるイメージを持ちがちです。しかし、スクラムにおけるフルスタック化は、それだけに留まりません。

スクラムメンバーは、将来的に スクラムマスター(SM)プロダクトオーナー(PO) の役割も兼ねられるようになることを目指すべきです。最終的には、POやSMがいなくても、開発メンバーだけで開発が進められる 自律したチーム を作ることが理想です。

知識共有がフルスタック化の第一歩

このフルスタック化を実現するために、知識の共有が欠かせません。

私は以下の取り組みを通じて、メンバー間での知識共有を進めることにしました。

  • ランチLT(ライトニングトーク)
    気軽にランチタイムに発表することで、短時間での知識共有を図ります。

  • アドベントカレンダー
    12月に日替わりで技術やノウハウを共有することで、チーム全体のスキルアップを促進します。

  • スクラム勉強会
    スクラムの理解を深め、SMやPOの視点も学ぶ機会を定期的に設けます。

目指すゴール

これらの活動を通して、メンバー一人ひとりが自身の知識や経験を共有し、スクラム開発に必要なスキルを幅広く習得することを目指しています。

最終的には、チーム全員がフルスタックな視点を持ち、自律的にスクラムを回せるチームになることが理想です。

フルスタック化は単なる技術スキルの向上ではなく、チームの自立と成長のための重要なステップです。


モブワークについて

モブワークとは?

「モブ」と聞くと、一般的には モブプログラミング(モブプロ) を思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、私たちのチームでは、モブプロに限らず、設計や意思決定の場面でもモブワークを推進しています。

モブワークのメリット

モブワークを取り入れることで、以下のような効果が期待できます。

  • 手戻りをなくす
    皆で設計や開発を進めることで、認識の齟齬や仕様の誤解を事前に防ぎ、後からの修正や手戻りを減らせます。

  • レビューが不要になる
    その場で全員が内容を確認しながら進めるため、別途レビューを設ける必要がなくなり、効率的に開発が進みます。

  • 知識の共有
    異なる知識やスキルを持つメンバーが一緒に作業するため、自然と知識やノウハウが共有され、チーム全体のスキル向上につながります。

  • 意思決定のスピード向上
    設計段階で全員が参加するため、決定事項が即座にチーム内で共有され、スピーディーに次のステップに進めます。

実際の取り組み

私たちのチームでは、以下のような場面でモブワークを実践しています。

  • 設計モブ:機能設計やシステム設計をチーム全員で考え、設計方針をその場で決定します。
  • 実装モブ:複雑な機能や重要なロジックを、メンバー全員で実装します。
  • 課題解決モブ:障害対応や技術的な課題について、皆で解決策を議論し、実行します。

目指すゴール

モブワークを通じて、チーム全員が同じ方向を向き、認識を共有した状態で作業を進めることができます。最終的には、手戻りやレビューをなくし、効率的で高品質な開発を実現することを目指しています。

「みんなで考え、みんなで作る」ことで、スクラムチーム全体の力を最大限に引き出す。それが、私たちのモブワークの狙いです。

まとめ:スクラムチームとしての成長

スクラムマスターとしての経験を積む中で、認定スクラムマスター講座で学んだ知識をもとに、チーム名の工夫メンバーのフルスタック化モブワークの推進に取り組んでいます。これらの実践を通じて、少しずつチームに変化が見られるようになりました。

まだ道半ばですが、スクラムの本質である 「自己管理」「相互の協力」 を意識しながら、チーム全体で成長し続けています。

今後も、これらの取り組みを深化させ、真の自律したスクラムチームを目指して頑張っていきます!

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