clone-minパラメータ(cloneリソースでの最小構成クローン数の指定)
Pacemaker1.1.14(予定)から追加される機能で、最小clone数を指定可能なパラメータで、設定されたcloneリソースの最小起動数によって、依存するリソースの起動・停止を制御することが可能です。
以下のような設定の場合、
### clone ###
clone cloneTest \
resDummy \
meta \
clone-max="2" \
clone-min="2" \
clone-node-max="1" \
notify="true"
primitive resDummy \
(snip)
primitive resTest \
(snip)
colocation rsc_colocation-1 INFINITY: resTest cloneTest
order rsc_order-1 INFINITY: cloneTest resTest symmetrical=false
# clone-min数に依存するリソースとのorderの記載が必須です。
(snip)
クラスタを構成するノード数が2ノード以上になって、cloneTestリソース数が2つ以上にならない限り、resTestは起動しません。
また、クラスタを構成するノード数が減少して、cloneTestリソースが2を下回ると、restTestは停止します。
Cloneリソースでは現在うまく機能するようですが、Master/Saveではうまく動かないようです。
使い所は不明ですが、そのようなリソースを使う必要が有る場合には、今まではlocationなどの制約を駆使する必要があった為、有用な機能だと思われます。