2024年2月より、IPv4を利用すると1時間あたりで課金されると通達が、、、
いつかはIPv6にしないとなぁとぼんやり思っていたものの、めんどくさくてやってませんでしたが、お金が絡むと、優先順位が変わるみたいです。
今回は、EC2インスタンスをIPv6を有効にした形で起動する手順について、まとめようと思います。
VPCの設定
まずは、VPNへIPv6 CIDRを追加します。
VPC設定画面より、設定を行うVPCを選択し、画面上部の"Action" -> "Edit CIDR"を選択します。
"Add new IPv6 CIDR"をクリックします。
"Amazon-provided IPv6 CIDR block"を選択し、Network border groupを選択します。
Subnetの設定
次に、Subnetの設定を行います。
設定を行うSubnetを選択し、画面上部の"Action" -> "Edit IPv6 CIDRs"を選択します。
IPv6 CIDRを追加します。
IPv6アドレスを入力し、"Save"をクリックします。
最後に、IPv6アドレスの自動割り当てを有効化します。
画面上部の"Action" -> "Edit subnet settings"を選択します。
"Enable auto-assign IPv6 address"をチェックし、"Save"をクリックします。
Route Tableの設定
IPv6で通信するために、Route Tableの設定を行います。
設定するRoute Tableを選択し、、画面上部の"Action" -> "Edit routes"を選択します。
::/0に対し、Internet Gatewayへのルートを設定します。
EC2インスタンスの設定
既存のインスタンスに対して、IPv6を有効にすることは管理画面からでは無理そうだったので、新しいインスタンスを作成し、既存のDiskをアタッチする形で設定しました。
EC2のインスタンスを新規に立ち上げます。
ポイントは、Network Settingのセクションで、以下の設定を忘れないことです！！
- IPv6の設定を行ったVPCを選択すること
- IPv6の自動割り当てにチェックすること
Security Groupの設定に、IPv6アドレスからの通信が許可されていないと、SSHで接続することができないので、こちらも合わせて確認してください。
Puttyで接続する際は、設定次第ではありますが、以下でインスタンスに接続することができます。
- ec2-user@IPv6 address
これで、EC2にIPv6で接続できるようになるので、不必要な課金を減らすことができるはず、、、、、