DistributionNotFoundと言われた時のpip, distribute更新の注意点

DistributionNotFoundエラーの対処方法という記事にもあるように、pipを用いたpythonパッケージのインストールで次のようなエラーが返ってくることがある。

Traceback (most recent call last):

:  :  :  :  :  

  File "c:\python27\lib\site-packages\distribute-（バージョン）-py2.7.egg\pkg_resources.py", line 2655, in <module>
    working_set.require(__requires__)
  File "c:\python27\lib\site-packages\distribute-（バージョン）-py2.7.egg\pkg_resources.py", line 648, in require
    needed = self.resolve(parse_requirements(requirements))
  File "c:\python27\lib\site-packages\distribute-（バージョン）-py2.7.egg\pkg_resources.py", line 546, in resolve
    raise DistributionNotFound(req)
pkg_resources.DistributionNotFound: （見つからないパッケージ名）

エラーを見てみるに、distributeパッケージ(?)で欲しいパッケージが登録されていない、みたいな感じだと読み取れる。

上記の記事では、pip自体をupgradeして解決しているが、自分の場合は解決しなかった。
つまり、最新版のpipをインストールしているのにダメだった。

ただ、よくよく調べてみると（例えばこの記事）、setuptoolsというパッケージがより上位にあり、これを最新版としないとpipやdistributeが最新版とならない。これで自分のケースは解決。

結論として、まず、上のエラー文にあるようなバージョンを確認する（←他のエラー時もバージョン情報により注意を向ける癖をつけるべきと感じた）。
それが、最新じゃなさそうな（同じパッケージ名でググってなんかもっと新しいバージョンのやつがある）とき、インストール関連のパッケージの更新を試みる。
その際、まずはsetuptoolsを更新。

pip install --upgrade setuptools

そして、distributeやpipを更新。

pip install --upgrade distribute
pip install --upgrade pip