pipを用いてインストールするコマンド(powershell)は、
pip install virtualenvwrapper-powershell
しかし、これを実行したところ次のようなエラーが返ってきた。
File "c:\python27\lib\urllib2.py", line 556, in http_error_default raise HTTPError(req.get_full_url(), code, msg, hdrs, fp)
urllib2.HTTPError: HTTP Error 403: SSL is required
Command "python setup.py egg_info" failed with error code 1 in c:\users\...\virtualenvwrapper-powershell\
これに関し、web上では様々な人が同じトラブルに遭遇しているようで、しかしながら解決策も環境の条件などで複数提案されているようなイメージだったので、自分の場合の解決策も挙げておこうと思ったのが本ページの目的。
pythonのversionは2.7。
自分の場合、インストールを完了させるために注意すべきことは3点。
1. web上からパッケージをダウンロードして、直接setup.pyを起動させる
ダウンロード先(記事投稿時点の最新版)はhttps://pypi.python.org/pypi/virtualenvwrapper-powershell/12.7.8
ダウンロードファイルを解凍し、ディレクトリ内のsetup.pyを次のコマンド(powershell)で走らせる。
python setup.py install
この時点では、先ほどと同じようなエラーが返ってくる。
File "C:\Python27\lib\urllib2.py", line 556, in http_error_default
raise HTTPError(req.get_full_url(), code, msg, hdrs, fp)
urllib2.HTTPError: HTTP Error 403: SSL is required
2. distribute_setup.pyをmanualで編集する
この作業が必要なので、わざわざパッケージをダウンロードしている。setup.pyと同じディレクトリに置かれているこのファイルを開き、次のような書き換えをして、SSL接続に対応させる。
http --> https
自分と全く同じ条件の場合、この's'をつけるだけの作業で正常にインストールが完了する。
3. 最新版のパッケージをダウンロードする
実は自分の場合、はじめはなぜかwebでヒットした2.7.1 versionの古いパッケージを用いていた。しかし、これを使うと、次のような入力の数が対応していないというエラーが出てくる。
File "build\bdist.win-amd64\egg\setuptools\command\easy_install.py", line 539, in process_distribution
TypeError: __init__() takes exactly 2 arguments (4 given)
1. に示したページの最新版を使うべき。