経緯
とあるホステルで宿直をしております。
離れたところで作業をしているときに、フロントへお客さんがいらっしゃることがありまして。
ボタンが押されたら、Mi Smart Band 4が振動してくれれば良いなと思い、設定しました。
アステリアさんのGravioの力をお借りして、簡単にIoTの設定をしてみました。
ゴール
https://www.youtube.com/watch?v=Vgktf_bZPIU

使ったもの
- Mac
 - Gravioのシングルボタン
 - Gravio Hubkit, Gravio Studio
 - Xiaomi Mi Smart Band4
 
設定する中で工夫が必要だったこと
下記の内容を拝見し、設定することが出来ました。
最初に必要なセンサーのセットアップ
ドキュメント
この記事では、その中で工夫が必要だったことだけ書こうと思います。
特に難しい点はありませんでしたが、ちょっと試行が要りました。
| 流れ | 工夫した? | 
|---|---|
| Gravio Hubkitとセンサーの連携 | |
| Gravio Studioでトリガーの設定 | |
| slackのトークン取得 | △ | 
| Gravio Studioでslackにメッセージを送るよう設定 | △ | 
| Mi Smart Band4で、slackの通知を受け取る設定 | △ | 
slackのトークン取得
botがメッセージを送るのに必要なtokenをGravio Studioに入力しないと、slackのメッセージを送信することが出来ません。tokenは超ざっくり表現すると、許可証みたいなものです。
まず、下記にアクセスして、Create New Appボタンを選択します。
https://api.slack.com/apps
その後は、
1 Botsを選択
2 App Home画面が開かれるので、サイドバーのFeatures > OAuth & Permissionsページを開く

3 少しスクロールすると、Scopes欄が出てくる

4 そこで「Bot Token Scopes」にあるAdd an OAuth Scopeボタンを押し、chat:writeを選択すると、botがメッセージを投稿できるtokenが得られる。

Gravio Studioでslackにメッセージを送るよう設定
GravioStudioのSlackPostMessageコンポーネントを使って、slackにメッセージを送る設定が出来ます。
ただし、入力の際にいくつか注意する点がありました。

注意点
- tokenは""で囲む
 - メンバーにメンションをつけたい場合は、上記のように<アットuserId>を入力する。
 - ※userIdの調べ方はこちら
 
Mi Smart Band4で、slackの通知を受け取る設定
Mi Fitアプリをインストールして、「プロフィールのMiスマートバンド4>アプリ通知>その他」をONにする。
 
 
感想
試してみたところ、フロントから8,9m先でも振動しました。
2階の部屋で作業していても、反応できそうです。
Mi Smart Band4, 安い割にいい商品でした。