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応用情報技術者試験合格するために使用した参考書・サイト一覧まとめ

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はじめに

本記事では、2023年秋期の応用情報技術者試験合格するために使用した参考書およびサイトをまとめます。

参考書

情報処理教科書 応用情報技術者 テキスト&問題集

まずはこの本で全体的な知識を身に付けました。
それぞれの語句などの説明も丁寧にされており、実際に午前問題にはあまり出ないようなコアな知識も載っている印象です。

この本の特徴としては、下記が挙げられます。

  • 各ページの余白に「用語解説」、「間違えやすい」、「試験に出る」、「参考」などの追加の知識が説明されている。
  • 各節の最後に午前問題とその解説が載っている。
  • 前年度の応用情報技術者試験の過去問が収録されている。

この本を一通り読むことで、午前問題の過去問6割程度取れる知識量をつけることができました。

高度午前Ⅰ・応用情報 午前試験対策書

「情報処理教科書 応用情報技術者 テキスト&問題集 」の次に取り組んだのはこの参考書です。
最初の参考書で身に付けた知識の復習&この本で新たに出てきた知識を学ぶことができました。

この本の特徴としては、下記が挙げられます。

  • 各節の最後に理解度チェックと午前問題が載っている。
  • 用語の説明よりも問題数が多いイメージ。
  • 問題の解説が「情報処理教科書 応用情報技術者 テキスト&問題集 」よりも丁寧。

特に良いと感じたのは、「情報処理教科書 応用情報技術者 テキスト&問題集 」に収録されていた問題よりも難しく、かつ説明が丁寧だったということです。
計算系の問題も難しいものがあり、初見では手が出しにくかった問題も詳しく解説されていたので、復習で問題を解く際はスラスラ解けるようになっていたと感じます。

応用情報技術者 午後問題の重点対策

これまで説明した2冊の本は全体的な知識の習得・午前問題に慣れることを目的としていました。
午前問題についてはある程度どのような問題が出るのかを把握できたので、午後問題の解き方を学ぶことを目的として学習を進めました。

この本の特徴としては、下記が挙げられます。

  • 午後試験の範囲である13の分野の演習問題とその解説が収録されている。
  • 情報セキュリティ、システムアーキテクチャ、ネットワーク、データベースの4テーマは演習問題の前に説明部分もある。
  • 自分が解こうと考えているテーマに絞った学習が可能。

説明がある4テーマについては、午後問題特有の問題があるため説明を設けており、その他のテーマについては演習問題を解くことを中心に力を付けていくことができるようになっています。
また、「サイト」の部分で説明する「過去問道場」には平成21年以降の午後問題が収録されていますが、解説がわかりにくいと感じるときが多々ありました。この本では選択問題の選択理由、記述問題でどのようなことを書いていればよいかなどを学ぶことができました。

サイト

応用情報技術者過去問道場

情報処理試験を受けたことがある人は絶対に通ったことがある道なのではないのでしょうか。
午前試験は平成17年以降、午後試験は平成21年以降の春期・秋期の過去問が収録されています。
オプション項目には「計算問題を出題しない」や「計算問題のみを出題する」などがあり、自分がどのようなことを目的として学習したいかを選択する事ができるようになっています。
また、ログインすることで自分が過去に解いて、成果した問題は出題しないように設定することも可能です。この機能を活用することによって自分が間違った問題やまだ解いてない問題のみを学習することができるため、効率化を図ることが可能でした。

参考として、このサイトを私がどのように活用していたかを下記に示します。

  • 毎日100題の午前問題を解く。(試験日より2ヶ月前から)
  • 毎週2年分の午後問題を解く。このとき、自分が選択するしようと考えているテーマだけ取り組む。(試験日より1ヶ月前)
  • 通勤時はオプション項目で「計算問題を出題しない」を選択し、知識だけで解ける問題のみに取り組む。

午前問題に関しては分野を指定して出題することができるため、自分の苦手な分野のみを集中して演習することも可能です。時間がある場合は各分野をすべて網羅しても良いかもしれません。試験では3割程度過去問から出題される傾向があるように感じており、実際に解いたことがあったからスムーズに選択できたという問題もありました。

おわりに

テキストでは主にインプットを行いましたが、私が実際に実力がついたと感じたのは過去問道場でアウトプットし始めてからです。
テキストをすべて読破したあと過去問道場に取り組みましたが、「初めてそんな知識知ったわ...」みたいなことがしょっちゅう起こりました。
しかし、間違えた問題にチェックを付けておき、後日復習することで記憶に定着させることができたと感じています。


今回説明した内容で学習した結果、
午前問題:82.50%
午後問題:74.00%
という成績で無事に合格することができました。
心残りがあるとすれば、もう少し早く午後問題の過去問演習に取り組むべきだったと感じています。
午後問題は文章を正確に読めるかが鍵となってくるため、言葉の言い回し等に慣れておくとスムーズに解答する事ができると思います。


また、午後問題で解くテーマは必須である情報セキュリティに加えて4題の選択、合計5題のテーマを解く必要があります。余裕を持って、選択時に解答できるテーマを5題持っておくと試験で選択しようとしたテーマが難しかった場合に予備のテーマに切り替えることが可能です。
実際、私もNWが難しいと感じたために別のテーマに切り替えたところ、そのテーマが簡単で助かったという事が起きました。


2024年春期試験の申込みもあと少しで始まりますね。今回の記事が少しでも役に立てばと思います。

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