こんにちは。
この度、統計検定2級に合格しましたので、それまでの3日間で行ったことを書いておきます。
対象読者は私と同じ条件ということで、
- 文系の大学生
- 数IAの統計の分野は学んだが、数IIBの統計分野は学んでいない
(中央値、平均値、分散、標準偏差、四分位数辺りは知っている) - 1日5, 6時間程度は確保できる
という方を対象にしています。1日3時間なら、1週間程度かかるかもしれませんし、合格だけなら1日でも可能かもしれません。
1日目
ヨビノリ様の確率統計の動画を、機械学習のものを除いて一通り見る。
勉強時間が少ないので、いきなりチートシートのようなものを見てしまいがちですが、最初に見ても混乱するだけです。
したがって、最初は新しい概念がゆっくり1つ1つ出てくる講義形式をおすすめします。
ヨビノリ様の講義は、難しすぎず、ざっくりすぎない解説をなさっているので、2級の受験生にうってつけの内容となっています。これらを視聴することで、推定・検定に用いる公式やその使い方をスムーズにインプットすることができます。
そして、自分でもチートシートのようなものを作りながら受講すると、頭の中も整理できますし、後々便利です!
2日目
昨日の内容を復習しましょう。どんな状況でどういった推定・検定を行うのかをざっくり説明できればOKです。
それが済んだら、ネットで公開されているチートシート(こちらの記事やこちらの記事)を見て、試験範囲内だが自分に足りていない知識を確認していきましょう。
おそらく、半分くらいは知っている公式で、知らない公式の方も比較的シンプルだったり名前通りの公式だと思うので、混乱してパニックになるほどではないと思います。
この時点で知らない公式の量は結構多いと思いますが、1つ1つの公式について、ググったりしながらイメージを固めていってください。
3日目
1,2日目の復習を行います。
チートシートで、どんな時にどんな公式を使うかを答えられるようにしましょう。
過去問も1回分は無料で見られますし、数年分は書籍として売っているので、解いてみるのが良いと思います。合格の目安は6割程度です。
復習がすんだら、しっかりと睡眠を取りましょう。
当日
朝に改めてチートシートを確認しておくと安心です。
まとめ
だらだら勉強しがちな資格試験ですが、「3日後に受験する!」と決めて申し込んでしまえば、これ以上ない強制力となりますし、集中して勉強するので無駄な時間を過ごすことも減ります。
もっとも、資格自体が無駄であることもあるので注意する必要があります。私の場合は統計に興味はあったものの、学ぶ明確な目標がなく他の短期的な誘惑に屈していたので、わかりやすい仮の目標として資格試験を設定したことで、3日とは思えない充実が得られました。
特に学生の方は、5000円という高すぎない が充分に高い 値段でいつでも受験できますので、統計を学んでみたいがやる気が出ない方は、即座に申し込んで勉強せざるを得ない状況を作ることをおすすめします。