手軽にコードを共有したいときにgistは便利ですよね。今回は https://gist.github.com/ にわざわざアクセスすることなくgistへのアップロードなどができる gist を紹介します。
インストール
Homebrew
brew install gist
gem
gem install gist
Bundler
source :rubygems
gem 'gist'
インストールしたらまず
gist --login
で認証を行います。正しくログインできれば~/.gist
にアクセストークンが書き込まれます。
主な機能
public gist を作成
手元にある hoge.js
を public gist としてアップロードするには
gist hoge.js
だけです。gistの作成が完了すると、そのgistのリンクがコンソールに出力されます。
また、
gist hoge.js -c
とすれば、作成されたgistのリンクがクリップボードにコピーされます。
gist hoge.js -o
とすれば、作成されたgistを既定のブラウザで確認することができます。
一般的なCLIツールと同様
gist a b c # 3つのファイル a b c を1つのgistとしてアップロード
gist *.rb # 拡張子.rbのファイル全てを1つのgistとしてアップロード
のようなこともできます。
private gist を作成
gist -p hoge.js
別名を付けて gist を作成
手元にある hoge.js
を fuga.js
としてアップロードするには
gist -f fuga.js hoge.js
description も付けて gist を作成
gist -d "これはhoge.jsです。" hoge.js
gist の更新
gist -u GIST_ID fuga.js
元のGIST_IDのgistに fuga.js
が無ければそのgistに fuga.js
が新たに付け加えられ、元々あれば内容が更新されます。
gist の削除
gist --delete GIST_ID
gist 一覧の表示
自分がこれまでに作成した gist の一覧は
gist -l
他の人の public gist の一覧は
gist -l USER_ID
gist の中身を確認
gist -r GIST_ID
で標準出力されます。
その他の使い方の確認
gist -h
あるいは
man gist