Linuxでリモートデスクトップを利用するときに重宝するReminnaですが、インストール時にGnomeのセッションを作成します。
このセッションを使う場合はいいのですが、Gnomeが入っていない純粋なXfceやLxdeだけの場合は、このセッションは使用できません。
なのでこのセッションを自動で削除するスクリプトを作成します。
原因
Remminaが作成するセッションは/usr/share/xsessions/remmina-gnome.desktop
を作成するからです。
なのでこれを削除するか拡張子を変更すればディスプレイマネージャには認識されなくなります。
しかし、このままではRemminaを更新すると復活してしまうため自動で削除するpacman
のフックを作成します。
pacmanフックはパッケージに変化が起きたときに自動でスクリプトを実行してくれる便利なものです。
フック
/usr/share/libalpm/hooks/remove-remmina-session.hook
を以下の内容で作成します。
[Trigger]
Type = Path
Operation = Install
Operation = Upgrade
Operation = Remove
Target = usr/share/xsessions/remmina-gnome.desktop
[Action]
Description = Removing Remmina session ...
When = PostTransaction
Exec = /bin/bash -c 'rm -f /usr/share/xsessions/remmina-gnome.desktop'
NeedsTargets
そうするとRemminaが更新、削除、追加などをされた時点でセッションを自動で削除してくれます。