人工知能とは何か?
人工知能とは何か?に関しては以下を参考にして頂ければと思います。
http://qiita.com/Hawk84/items/1d74c74b2eabbd261874
人工知能の基本問題
「フレーム問題」と「記号接地問題」について
フレーム問題
外界が全て記号的表現に置き換えられるとしても、実際の問題状況を考えると
問題に関わる対象の数が爆発的に増大してしまうために、実時間で解くことが
困難だという問題。
ロボットには有限の情報処理能力しかないために、現実に起こりうる問題全てに対処できない。
記号接地問題(シンボルクラウディング問題)
物理記号システム仮説に従うにしても、もう少し緩和されたアプローチを取るに
しても、ロボットや人工知能の認識状態を記号で表現することは多い。
そのような場合に考慮しなければならない人工知能の基本問題である。
一言で言うと、記号システム内のシンボルがどのようにして実世界の意味と
結びつけられるかという問題。
例えば「トマト」という記号をコンピューターが知っているとする。
コンピューターは「トマト」が「赤い」、「食べられる」という属性を持っていることを知っているとする。
しかし、コンピューターは実際にトマトを食べたことおなければ見たこともないだろう。
このコンピューターはトマトという言葉の意味を「知っている」といういるだろうか。
コンピュータが記号の意味を理解できない。
記号世界と実世界をいかにつなげるかという問題が記号接地問題である。
記号創発問題
そもそも人間と異なる身体を持つロボットやコンピューターが同じ記号に同じ意味を
持てるのかという問題。
例えば、トマトを食べられないロボットが人間と同じようにトマトを理解できるのかということ。
と考えた時に、そもそもの記号の存在理由から考える必要がある。
あらかじめ記号が存在すると考え、人間によりロボットに与えられた記号を設置するという考え方とは逆に、ロボットにとっての記号が生まれること自体を問題としたもの。
チューリングテスト
機械が知識を持っているかどうかを判定するための一案として、1950年にアラン・チューリングによって考え出されたもので、ユーザーと機械にコンピューター越しにテキスト文字列で会話させた際に、ユーザーに会話相手が人間だと勘違いさせてしまえることができれば、
その機械は「知能を持っている」としても良いというのがチューリングテストのアイデア。
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