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palanARを使用して、書類の記入見本画像が出て来ると記入が楽に?

Last updated at Posted at 2024-09-24

:camera: palanARを使用して書類の記入見本画像を出す

皆さん、こんにちは。
見た目は細く、心は熱い、はっちと申します。
総務のお仕事をやっています。

今回はpalanAR(パラナル)を初めて使用して「書類をスマホのカメラでかざすと、その書類の記入見本の画像が出て来る」というものを作成しました。
完成した動画サンプルがこちら

:pencil2: 作成しようと思ったきっかけ

普段使用している伝票や帳票などの書類に不備があると、また「やり直し」ということになり面倒ですよね。
記入見本があれば良いですが、たまにしか記入しないものだと、その記入見本を探すのが手間だったりします。
今回そのような、たまにしか使わない書類の記入見本画像を書類の上に出すことが出来る技術を学びましたので作成しました。

:pick: 作成方法

:one: 今回記入見本を出したい書類の写真と、記入見本の写真を作成します。
【書類の写真】
image.png
【記入見本】
image.png

上記の写真はサンプルです。
出したい書類と、完成版の写真と2つ用意します。

:two: palanARを使用して設定をする
まずpalanARにアクセスして、ログイン から新規会員登録して下さい。

作成/管理から⁺AR新規作成を選択します。
image.png

画像認識を選択します。
image.png

プロジェクト名を入力して下さい。(今回はテストと入れています)
image.png

画像マーカー設定の画面が出て来ますので、先程事前に用意をしておいた【書類の写真】のファイルを選択して下さい。
image.png

ファイルから追加を選択して【記入見本】の画像を選択して下さい。
image.png

【記入見本】の画像サイズを調整すれば完成です!保存を選択して下さい。
image.png

:family: 出来上がったツールを使用してもらった感想

image.png
マーカーダウンロードやQRコードをダウンロードすることにより、先程作ったものを試すことが出来ます。
さっそく出来上がったものを自部署の方に試してもらい、以下のようなフィードバックをもらいました。

  • 画像が出て来ることで、画像を見ながら書けるので良いと思う
  • 画像をスマホ画面で大きくすることが出来ないのは不便
  • スマホ画面がマーカー(対象物)から離れると消えてしまうので、画像を見ながら書くのが書きにくい
  • 画像が大きく出来ないのであれば、画像をスクリーンショットしてスマホで見るのはどうか(それだと記入見本の紙を用意すれば良いことになる)
  • 今回は書類の記入見本画像だったけれど、消火器の場所とか、めったに使わないものだけど大事なもので、その情報を探すのが手間なもの、というほうが良い相性なのかもしれないね

:computer: お友達のChatGPTにも聞いてみた

めったに使わないものだけど大事なもので、その情報を探すのが手間なものというアイデアをChatGPTにも聞いてみました。

ChatGPTに聞いた質問内容

image.png

お友達のChatGPTの返答はこちら
image.png

なるほど:thumbsup:このように新しい技術を学んだ時に、ChatGPTに具体的に質問すれば期待している返答が返って来る可能性が高いです。
このようにお友達のChatGPTも活用すれば、自問自答しなくても壁打ちが出来ます。

また、ChatGPTの他にも、Claude(クロードと読みます)というサイトもあります。

Claudeのほうが文脈理解力に優れているかもしれません。ChatGPTがお友達なら、Claudeは家族の兄弟や親戚みたいな感覚でいます。
皆さんもぜひ活用して下さい。

以下は、同じ質問をしてClaudeが返答されたアイデアです。

親戚のClaudeの返答内容 palanARのような拡張現実(AR)技術と相性の良いアイデアについて考えてみましょう。おっしゃる通り、日常的には使わないけれど重要な情報や、探すのが面倒な情報を提供するのに適していると思います。以下にいくつかのアイデアを挙げてみます:
  1. 緊急時の避難経路表示:
    建物内で最寄りの非常口や避難経路をARで表示します。普段は気にしませんが、緊急時に重要になる情報です。

  2. 設備メンテナンス支援:
    工場や大型施設での機器の操作手順や修理マニュアルをAR表示します。複雑な機器の取り扱いを視覚的にサポートできます。

  3. 歴史的建造物ガイド:
    歴史的な建物や遺跡で、その場所の過去の姿や歴史的背景をAR表示します。通常は見えない情報を可視化できます。

  4. 医療訓練シミュレーション:
    医療従事者向けに、稀な症例や複雑な手術手順をAR上で再現します。実践的なトレーニングに役立ちます。

  5. 天体観測サポート:
    夜空にかざすと、星座や惑星の位置、名前などの情報をAR表示します。専門知識がなくても天体観測を楽しめます。

  6. 家電製品の操作ガイド:
    複雑な設定が必要な家電製品に向けて使用すると、操作手順や設定方法をAR表示します。取扱説明書を探す手間が省けます。

  7. 植物図鑑:
    植物にカメラを向けると、その植物の名前や特徴、育て方などの情報をAR表示します。専門知識がなくても植物の識別や管理ができます。

これらのアイデアは、普段はあまり必要としないけれど、必要な時にすぐに正確な情報を得られるという点で、palanARのような技術と相性が良いと考えられます。ユーザーの生活や仕事をより便利で効率的にする可能性があります。

今回の結論としては、書類の記入見本はARにあまり適さなかったかもしれませんが、画像のほうが伝わりやすいので作って良かったと思います。

今後も新しい技術を知った際に、使い方が分からない・アイデアが思いつかないという時は、生成AIを上手く使うと、自分のスキルがアップすると思います!
新しい技術を知る⇒不明点がある⇒ChatGPTに聞く⇒このパターンは今後も使えそうです。

:bulb: 追記 店舗の書類で試してみた

店舗へ出張した際に、書類の記入見本について試してもらい、フィードバックをもらいました。
率直な意見としては、すごく良い!と言ってくれたのですが、
「実際の書類で試すと、丸みを帯びているからか、マーカーと認識してもらえず記入見本の画像が出て来ない時がある」という意見をもらいました。

KIMG1444.JPG
↑実際の書類だと開いた際に、辞書みたいに丸みを帯びて開いてしまうので、
登録している平面画像と認識されないようです。
パラナルのARの種類は、マーカー無しのものがあるので、
そちらに変更し、サイズを300%ぐらいに大きく表示するようにしました。

image.png

こうすれば、例えばスマホを正面に向けていれば、記入見本の画像がずっと現れる状態になるので、最初に作ったものより見ながら書けるようになりそうです。
将来的な夢だと、各帳票の表紙にQRコードを付けて、それぞれのQRコードを読み込むと、
各帳票の記入見本が出て来る、というようになると便利なのではないかと思いました。
ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございました。

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