#背景
NeoBundleでプラグインをインストールしようとしまして...
インストールしますか?
yes !
...!?
~/.vim以下か.vimrcのアクセス権限が狂っているのかな?
半年に1度ほど、このようなエラーからアクセス権限を変更することがあります。
毎回調べ直すのが大変なため、まとめました。
#対象読者
・よくターミナルを開く方
・アクセス権限について、1回以上調べ直している方
案外簡単なので、この際覚えてしまいましょう。
#ゴール
題名カッコ内の意味が分かる
意図的に変更できるようになる
#アクセス権限とは
ファイルやディレクトリを利用する権利のことです。
デフォルトでは書き込みができないけどそれを可能にできます。
また、自分は自由に使えるけど、親や妹にはいじらせないようにできます。
確認方法
ご存知の通り、ファイル一覧はls
コマンドで確認できます。
アクセス権限の確認はls
に加え、そのオプションである-all
を付けて、ls -all
と打ちます。
よく目にするls -l
との違いは、普段隠れているファイル(.vimなどの.から始まるファイル)を表示させるか否かです。
今回は対象が.vim
のため、ls -all
を使います。
このような結果がずらっとでてきたら成功です!
ちなみにls -al
でもls -all
と同じ結果が出るのでオススメです(?)
読み方
さっそく読み解いていきましょう。
アクセス権限を変更する場合、以下の6つとファイル名が読み取れれば十分です。
1におけるd
はディレクトリ、-
はファイルを表しています。
これら以外にもいくつか見かけることがあります。コメント欄にて確認してください。
この2つは特によく見かけるので覚えましょう。
2、3、4はそれぞれ3つで1グループになっています。
左から、オーナー(自分)、グループ、その他のアクセス権限を表しています。
コマンド | 意味 |
---|---|
r | 読む |
w | 書き込み |
x | 検索 |
そして、その中に上記のコマンドがある場合、その人にはその権限があるという意味になります。
それに伴って私の.vim
を見てみると
dr-xr-xr-x 9 gitan ... .vim
これはディレクトリで、(私は)読めて、書込みはできなくて、検索できるんだなと読み取れます。
また、グループ権限では書き込みができず、その他権限も同様だなと分かります。
ちなみに5はディレクトリの中身のファイル or ディレクトリの数を表しています。
つまり、1が-
の場合、必然的に5の数字は1
になります。
6はオーナー名です。もし、これが母親のハンドルネームだったら何かが狂っています。
では、これらを変更したい場合はどうすればよいのでしょうか?
変更
権限の変更をするコマンドはchmod(change mode)です。
chmod (ユーザー) + (アクセス権限) ファイル名
と使います。
コマンド | 意味 |
---|---|
u | ユーザー(自分) |
g | グループ |
o | その他 |
a | 全て |
ユーザー権限の欄にwが追加され、書き込みができるようになりました!
ちなみに、逆に消したい場合はchmod (ユーザー) - (アクセス権限) ファイル名
を使うとできます。
#最後に
これでしっかり管理できる!とか右側の数字はなんだろう?と思ったら素質ありです。
Unix/Linuxの勉強を始めると良いと思います。
随時、追記していきます!
#参考
アプリケーションの追加や、ファイルの削除ができない 参考日: 2015/12/6