言語化スキルがないとエンジニアとして大成しない
言語化能力、つまり相手に適切に伝える能力です。
よく人と話したくないからエンジニアになる人がいますが、
これはかなり危険です。エンジニアになってもWeb系の企業では嫌われます。
前提として
Web系の優良企業で働くことを前提とします。
よくSNS、エンジニア、エージェント、SES営業などで言われている間違った考え(年数)
よく経験年数が大事とか言われますが、企業側は気にしていないです。
というか自分が過去に経験した現場(5つくらい)の人はみんな年数興味ないって話してました。
技術力高い、年数が多ければいいわけではない現実
正直にいうと経験浅くても優良自社開発の現場に入ったり、
経験1年くらいでも月収90万のフリーランス、経験2年で100万のエンジニアは世の中にいます。技術力や年数高くても月収50~60万の人もいれば、あまり高くなくても100万いく人はいます。
それでも「年数が大事だ」って方に質問
みなさんが面接官だとします。両者どっちろ働きたいですか。
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A 経験は1年だけどめちゃくちゃやる気があって、どうすれば会社が良くなるか、どうすればチームが良くなるかを考えて、いろんな意見などどんどん提案したりするエンジニア
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B 経験5円で、人当たりがきつくて、対してやる気がないエンジニア
たぶんまともな人ならAにするはずです。
そもそも経験年数って言われているけど何?
これ簡単に話すとSierが多いからです。
要は作業員が欲しいってことです。それだと肩書きでいいってなってしまうんですね。
こういう現場正直あんまり待遇や働き心地は良くないです。💦(SIerには申し訳ないですが)
後教育が面倒だからこういうこと言っているだけです。
実際現場は年数なんか当てにならないって言ってますよ。
それに現場経験って言ってもピンキリですよ。
CSSをいじるだけの案件もあれば設計から何までフルスタックまでやる案件と様々です。
それに現場経験だけで、技術力を上げるのは難しいですよ。
採用されない、技術力上がらない、単価上がらない、仕事できない理由は言語化能力がないから
これらに当てはまる人は、言語化能力が低いことが理由なのはあるあるです。
技術や年数は二の次です。
言語化能力がないと何がやばいか?
1.まず面接が通りません。他人とコミュニケーションなんかしたくないはタイプの人は完全に無理です。
2.仕事で聞きたいことなど適切に伝えられないです。これがダメで戦力外になること多いです。技術力や年数がダメだけだと思考停止です。
3.やりたいことが言語化できないから開発がうまく進まないです。自分がこれから何をするのかもわからないでコードを書くなんて無理ゲーです。
実際言語化能力があれば経験なくても採用されたり、仕事できたりします。
フリーランスで単価高い人や優良企業で社員なれるような人はこの力が高いです。
言語化能力上がれば技術力は上がるし、仕事できる
1.質問する時などは言語化能力がないとできませんが、言語化能力があると質問などもうまくなります。
2.開発でも自分はどこがわかってどこがわからないかが適切に伝えられたらうまく切り抜けることあります。的外れな質問してしまうと適切な答えがなくて開発が進まないことはよくあります。
3.開発でもググったりChatGPTを使う時も言語化能力がないと活かせないです。
言語化できなかったらいくらChatGPTがあっても適切な回答もらえないです。
高単価、高待遇、低単価、低待遇の現場(違い年数とかの肩書きより言語化能力が必要だとわかる例)
この言語化力が必要なことは自分自身も痛感しました。
高単価、高待遇の現場と低単価、低待遇の現場の違いは面接を例に出すとわかると思います。
ポケモンに置き換えたらわかりやすいと思ったので、書いてみます。
あなたがポケモンの大会の選手を決めるとします。その際に面接をすると仮定します。
面接を例に出してみます。
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SNSやエージェントやSESの営業がよく言うこと
・あなたは「かえんほうしゃ」使えるポケモン持ってますか
・ 伝説のポケモン持ってますか
・四天王と戦ったことありますか
・四天王と戦った時どんなポケモンで戦いましたか -
採用側が求めていること
・なぜこのポケモンに「かえんほうしゃ」を覚えさせたのか
・なぜこの伝説のポケモンを捕まえたのか。実際どう育てるといいのか
・四天王の倒すにはどのようなポケモンの構成がいいのか。
・四天王と戦った時なぜこの構成にしたのか。この構成でエスパータイプにどう対抗するのか
どちらで回答した方が優秀に見えますか。
SESの営業、エージェントやSNSは、何やったかの肩書きの話ばかりです。
採用側はどう考えて行動したのか、どう考えるのかを見ています。
ここで両者にギャップがありますよね。
実際に高単価(フリーランス)の現場に入って感じたこと
高単価の現場って2パターンあります。
1.お金を持っていてサービスなどの売り上げがしっかりしているか資金調達が活発なベンチャー企業
2.バック、フロント、インフラなどができるフルスタックエンジニア(会社に資金力があること前提)
ここで説明するのは1
です。
基本的に求められているのは実装スキルより、プロダクト改善思考やカルチャーマッチなどです。技術大好きなだけのエンジニアは普通に落ちます。
議論したり、何か課題があったらお互いの意見を出し合ったりしていて、技術大好きな雰囲気ではなく、
どう課題解決するか、どうすればプロダクトを通して売り上げを上げることができるかを考えています。
メガベンチャーなどの優良企業程、こう言うことがデフォルトです。
言語化能力を鍛える方法
言語化ができるようになるためのアウトプットを自分なりの対策も考えてみました。
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文章化してアウトプットする習慣をつける。ドキュメントを書いたり、頭で考えていることを可視化する。
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誰かに話してアウトプットする。自分はよくITが全くわからない家族に学んだことなどを話したりしてました。相手がいない場合は、歩いたり、電車に乗っている時に独り言を話してました。
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1つの情報を入れたら鵜呑みにせず自問自答する。例えばAWSできるといいよって
聞いても「なんでAWSがいいの?AWSやっただけでそもそも収入上がるの?それじゃ
思考停止してとりあえず勉強したら年収1000万?それじゃエンジニアみーんなAWSやったら1000万いってしまうのでは?
1ならQiitaなどで自分の考えや意見を誰かに伝えるつもりで書くといいですし、
参考動画のエンジニアの方のメルマガに登録して、感想書いてアウトプットするのでいいかと思います。
面接練習が仕事ができるための近道
参考動画