#SQLとは
SQLとはデータベース言語と言ってプログラミング言語ではありません。
データベースを操作するための言語です。
言い換えるとSQLを使いデータベースに命令を出す言語です。
このSQLからの命令を受け取るのはDBMS(データベース管理システム)と
呼ばれるプログラムです。
字の通りDBを管理するものです。 ※ DB(データベースの略称) これからはDBと略します。
これがSQLによりファイルを消したり書き換えたりされます。
#dokoOL
dokoOLを使うと SQLを簡単に操作できます。
https://dokoQL.com
#データベース検索 SELECT, FROM
データベースの中からデータの取得方法を簡単に説明します。
SELECT --列名(データベースの縦の部分)
FROM --検索したいテーブル名
上のようにSELECTとFROMを使いデータを取得します。
例えば
野球部員管理システムならFROMを使い3年生テーブルからデータを取り出し、
その中の身長とポジションのデータを取り出すならSELECTを使います。
こうすることにより3年生の部員の身長とポジションのデータを取り出すことができます。
下みたいな感じです。
SELECT ポジション,身長
FROM 3年生
3年生の全部のデータを取得するにはどうすればいいでしょうか?
SELECT *
FROM 3年生
dokoOLを使えば家計簿のデータを取り出してSQLの挙動を確認できます。
⚫︎コメントアウト方法
https://www.dbonline.jp/sqlite/ini/index3.html
⚫︎補足
https://proengineer.internous.co.jp/content/columnfeature/6411
https://qiita.com/go_glzgo/items/046e708c05921dad7ffb
#条件検索 WHERE
WHEREを使うと条件の検索
ができます。
先程の野球部のデータベースを見てみましょう!
SELECT ポジション,身長
FROM 3年生
WHERE 身長 > 175 --175以上の身長の人を検索する
WHEREから始まる行によって身長が175センチ以上の部員のデータが取得できます。
不等号『>』や『=』などを使って175センチ以下や175センチの部員のデータも取得できます。
#データの追加 INSERT INTO , VALUES
次はテーブルにデータを追加する方法について説明していきます。
3年生テーブルにピッチャーで身長180センチで体重が75キロの
田中君をデータとして追加します。
INSERT INTO 3年生
VALUES ('2018-02-25','田中君','ピッチャー',180,75)
これを実行した後に、SELECT * FROM 3年生を実行すると田中君のデータが追加されます。
INSERT INTO
で追加するテーブルを指定し
、VALUES
で追加するデータを記述
しています。
⚫︎補足
INSERTは挿入するという意味です。
単語の意味を考えながらやると理解が早いと思います。
#データの更新 UPDATE
次はテーブルにデータを追加する方法について説明していきます。
3年生テーブルの田中君の2018-02-25の体重が75キロではなく
70キロだったので70キロに更新する。
UPDATE 3年生
SET 体重 = 70
WHERE 日付 = '2018-02-25'
SELECT * FROM 3年生で検索すると田中君の体重は70キロに変わります。
3年生テーブルをUPDATEしSETで体重を70キロに変更します。
#データの削除 DELETE
最後に3年生の2018-02-25の田中君のデータを削除します。
DELETE FROM 3年生
WHERE 日付 = '2018-02-25'
2018-02-25のデータは田中君のみなので削除されます。
#最後に テーブル名と列名について
テーブル名と列名には会社やプロジェクトによってルールがあります。
この記事ではわかりいやすく日本語にしていますが、
英語やローマ字で使うことも多いみたいです。
そこだけ注意してください。