今回はサブネットマスクについて書いていきたいと思います。
前回の記事タイトルであるIPアドレスと今回のサブネットマスクは密接な関係である為、
「IPアドレス?全くわからんぜ!」の方はこちらの記事もご覧になってみてください。
サブネットマスク
IPアドレスのネットワークアドレス部とホストアドレス部を識別する為のもの。
2進数の各ビットの値が1の場合はネットワークアドレス部、0の場合ホストアドレス部を示す。
ネットワーク規模で一番小さいクラスCでも254台のホストを扱えるが、そこまでホスト数は要らないという時にサブネットマスクを用いて必要な分のネットワークを振り分けることができる。
サブネットマスクの一例
11111111.11111111.11111111.11000000 → 10進数表記だと255.255.255.192
この例だと左から数えて26桁目までがネットワークアドレス部、27桁目から32桁目がホストアドレス部だということがわかる。
クラスCのネットワークに該当するIPアドレス(192.0.0.1)に先程のサブネットマスクの例を当てはめると、
ブロードキャストアドレスとネットワークアドレスを除いた192.0.0.1 ~ 192.0.0.62 までのネットワークが割り当てられている事がわかる。
「ブロードキャストアドレス、ネットワークアドレス、ネットワークのクラスの種類?聞いた事ないぜ!」という方はこちらも是非ご覧ください。
まとめ
サブネットマスクはどこからどこまでがネットワークアドレス部でホストアドレス部に値するかを識別するもので、ホストの管理数を増減したり、ネットワークを分割したい際に使われる。
参照
https://www.cman.jp/network/term/subnet/
https://note.cman.jp/network/subnetmask.cgi