現在(2022.04)基本情報技術者試験の勉強で以下の内容を理解していなかった為、復習兼ねて書いてみようと思いました。
IPアドレス(IPv4)
IPアドレス(Internet Protcol address)とはネットワーク通信を行う際に使われるアドレスで機器の住所の様なもの。
一般的に10進数で表示される事が多いが、内部的には32ビットの2進数に全て変換されてネットワークでやりとりされている。
IPアドレス(IPv4) 【追記:2022年4月18日】
IPアドレスは、ネットワークアドレス部とホストアドレス部の2つをかけ合わせて成り立っている。
ネットワークアドレス部はどのネットワークに属しているかを示すアドレス。
ホストアドレス部はどのコンピュータかを示すアドレス。
(例)ネットワークアドレス部が24ビット、ホストアドレス部が8ビットの場合
※赤部分がネットワークアドレス部で青部分がホストアドレス部になる。
10進数表記だと192.168.0.1
2進数表記だと11000000.10101000.00000000.00000001
ネットワークアドレス部とホストアドレス部の2つで構成されているIPアドレスはグローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスの2種類が存在する。
(IT初心者には難易度高いですよね...僕もですが)
プライベートIPアドレス
プライベートIPアドレスとはローカルネットワーク上で使えるIPアドレス。
社内だけでやりとりされる場合などの限定的なネットワークで使用される。
グローバルIPアドレス
グローバルIPアドレスとはインターネットワーク上でも使えるIPアドレス。
各機器に振り分けられているプライベートIPアドレスは、ルータの機能であるNAT,NAPTでグローバルIPアドレスに変換をかけてネットワークが接続されている。
MACアドレスとは
MACアドレス(Media Access Control address)とはネットワーク機器やそれぞれのネットワークアダプタ(通信する入口)に付いている世界に一つだけの識別番号。
IPアドレスは通信する目的地しか示さない為、通信する道中のルートでMACアドレスが識別子として使用される。
アドレスは2進数48桁又は12桁の16進数で構成されている。
前半6桁(1~24桁)はメーカーの固有の番号、後半6桁(25~48桁)は個々の製品の番号からMACアドレスが形成される。
まとめ
IPアドレスにはグローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスの2種類があり、機器の住所的な存在。
NAT,NAPTでプライベートIPアドレスからグローバルIPアドレスに変換され(その逆も然り)外部との通信ができる。
MACアドレスは機器やそのインターフェースに対して固有に振られている番号。
次回はサブネットマスクについて書いていきたいと思います。
参照
https://www.cman.jp/network/term/mac/
https://it-biz.online/it-skills/mac_vs_ip/#toc1
https://www.otsuka-shokai.co.jp/words/mac-Address.html
https://engineer-ninaritai.com/mac-address/
https://www.infraexpert.com/study/ip10.html