配列と文字列の2段階アクセスでラクする！

Paizaの配列系問題にまた挑戦！
今回は「配列の中の文字列」から、さらに「その中の1文字」を抜き出すという、ちょっとだけややこしい問題。

🧩問題概要

「M 個の文字列が並んでいる配列があり、その N 番目の文字列の L 番目の文字を取り出せ」

入力例：

3 5 2
abc def ghi jkl mno

出力例：

h

🔁 ループを使ったコード例

const rl = require('readline').createInterface({ input: process.stdin });
const lines = [];

rl.on('line', input => lines.push(input));

rl.on('close', () => {
    const [N, M, L] = lines[0].split(' ').map(Number);
    const words = lines[1].split(' ');

    let targetWord = '';
    for (let i = 0; i < M; i++) {
        if (i === N - 1) {
            targetWord = words[i];
            break;
        }
    }

    let resultChar = '';
    for (let j = 0; j < targetWord.length; j++) {
        if (j === L - 1) {
            resultChar = targetWord[j];
            break;
        }
    }

    console.log(resultChar);
});

🔍 解説：

• 最初のループで、N 番目の文字列（0-indexed で N-1）を探す。
• 次のループで、その文字列の L 番目の文字（0-indexedで L-1）を探す。
• 両方とも break を使って、条件を満たしたらすぐループを抜けるようする。

📌二重インデックスで取得バージョン

const rl = require('readline').createInterface({input:process.stdin});
const lines = [];

rl.on('line',(input)=>{
    lines.push(input);
});


rl.on('close',()=>{
    const [N,M,L] = lines[0].split(' ').map(Number);
    const arr = lines[1].split(' ');
    
    console.log(arr[N-1][L-1]);
})

文字列も配列のようにインデックスでアクセス可能

JavaScriptでは、文字列も配列のようにインデックスでアクセス可能なので、以下のように直接文字を取り出せる

const str = "hello";
console.log(str[1]); // => "e"

✅ ポイントまとめ：

• 文字列[strIndex] でその位置の文字を取得できる（0-indexed）-
• split'') で配列に変換する必要はない。
• strings[N – 1][L – 1] のように、二重インデックスで「 N 番目の文字列の L 番目の文字」が直接取れる。

気づきメモ

• split('') しなくても文字列はインデックスで直接アクセスできる。
• ループを使うと処理がわかりやすく見えるけど、今回は不要だった。

✍️まとめ

この問題、簡単だけど「どう書くか」がポイントだった！

split'') を使うと文字列を文字の配列に変換できるけど、文字を取得するだけなら不要みたい。
「文字の並びを変更したい」といった「操作」をする場合には配列にする必要がある！

僕の失敗談(´;ω;｀)と解決法🐈