単語のカウントFINAL問題 Map.keys()でシンプルに！

これまで解いてきたことを活かして、単語のカウント最終問題を解いたから解説するよ！

📌 問題概要

与えられた半角スペース区切りの単語列から、
登場順に単語とその出現回数を出力する。

💡 入力例

red green blue blue green blue

✅ 出力例

red 1
green 2
blue 3

💥 初めの実装（標準入力省略）

前回のコードをつかって

const words = input.split(" ");
const dict = new Map();
const order = []; // 単語の出現順を記録

words.forEach(word => {
    if (!dict.has(word)) {
        dict.set(word, 0);
        order.push(word);
    }
    dict.set(word, dict.get(word) + 1);
});

// 出現順に単語とカウントを出力
order.forEach(word => console.log(word, dict.get(word)));

✨ 改善版コード

🚀 改善ポイント

✅カウントの初期化を set(word, 0) せずに set(word, 1) にする
　 初回の set 時に 0 にして、すぐに +1 するのは無駄
　 set(word, 1) にすれば +1 の処理が不要になる

✅ order を配列ではなく Map.keys() を使う
　order 配列を使わなくても Map.keys() でキーの順番を保持できる
　Map はキーを挿入順に保持する特性があるので order は不要

const words = input.split(" ");
const dict = new Map();

words.forEach(word => {
    dict.set(word, (dict.get(word) || 0) + 1);
});

// 挿入順に単語と出現回数を出力
for (const word of dict.keys()) {
    console.log(word, dict.get(word));
}

🛠 改善点の説明

✅カウントの初期化を (dict.get(word) || 0) + 1 で処理
　dict.get(word) || 0 により undefined の場合は 0 にする
　set(word, (dict.get(word) || 0) + 1) にすれば if 文不要

✅order を削除し、dict.keys() を使う
　order を作らなくても Map.keys() で挿入順にアクセス可能

✅forEach ではなく for…of を使う

💡 まとめ

Map の特性を活かせば、余計な変数を減らせてコードがスッキリ！ 「データ構造の理解 = コードの最適化」 だと実感した。

🔗 僕の失敗談と解決話！