「count++」の極意：配列内の出現回数を正しくカウントする方法

Paizaの問題を解いていて、「.includes()」を使ったら大失敗…。
「含まれるか」じゃなくて「何回あるか」が大事な時は count++ すべきだった！

📝 問題概要

N人の参加者が、M個の数字を紙に書く。
後で発表されるKと一致する数字の個数が、その人の得点になる。

N M K 
a_{1,1} ... a_{1,M}
...
a_{N,1} ... a_{N,M}

入力例:

4 5 2
1 3 4 4 5
2 2 2 2 2
1 2 3 4 5
1 1 1 1 1

出力例:

0
5
1
0

💀 NG例（間違いコード）

const nCount = lines.filter(num => num.includes(K)).length;
console.log(nCount);

❌ .includes(K) は「Kが含まれているか」しか判定できず、出現回数をカウントできない。

lines.filter(num => num.includes(K))
・lines から、K を含む要素だけを抽出する。
・num.includes(K) が true の要素だけを返す。
・filter の結果は配列になる。

.length
・filter の結果（配列）の要素数（＝Kを含む要素の個数）を取得。

このコードは lines の各行に K が含まれるかをチェックして、「Kを1つでも含む行の数」 をカウントしてしまい、この配列の length を取ると、「Kを含む行の数」 になっちゃう。
この問題では「Kがある行の数」ではなく、「Kが何回あるか」が必要！

✅ OK例（正しいコード）

const [N, M, K] = lines[0].split(" ").map(Number);

for (let i = 1; i <= N; i++) {
    let count = 0;
    const numbers = lines[i].split(" ").map(Number);

    for (let j = 0; j < M; j++) {
        if (numbers[j] === K) {
            count++;
        }
    }
    console.log(count);
}

✅ count++ を使ってKの出現回数をカウント
✅ 参加者ごとに count = 0をリセット

🎯 学んだこと
・.includes() は 存在チェック、カウントには向かない！
・for ループ + count++ で 回数を正しくカウント！
・問題の意図を見極めることが大事！（僕は間違えました）

Paizaの問題で地味にハマったけど、配列の扱い方がスッキリ理解できた！

👉 僕の失敗談と解決話！