0と1しか出てこないのに、なぜかめちゃくちゃ奥が深い…。
今回解いたのは、Paizaの「NOR演算」
🧩 問題概要：
入力は 0 1 の2つの数値で、出力は NOR（NOT OR）の結果。
NGコード：
const result = !(A | B);
console.log(result); // ❌ true or false が出る
これは論理値（boolean）を出してるだけ。
数値（0か1）で出さないとジャッジが通らない
✅ OKコード：
const [A, B] = require("fs").readFileSync("/dev/stdin", "utf8").trim().split(" ").map(Number);
const result = Number(!(A | B));
console.log(result); // ちゃんと 0 or 1！
-
A | BはビットOR -
!はNOT -
Number()がtrue/falseを1/0に変換
NORも万能ゲートらしい
例：
- NOT A = A NOR A
- A OR B = (A NOR B) NOR (A NOR B)
- A AND B = (A NOR A) NOR (B NOR B)
NORだけで全ての論理演算を再現できる
📌 まとめ
NORは「ORの否定」と覚えればいい！
おまけ ： JavaScriptにおける | と || の違い、まとめてみた👇
✅ |（ビット単位の OR）
ビット演算子（Bitwise OR） ってやつ。
各ビットごとに比較して、どちらかが1なら1を返す
例：
console.log(5 | 3); // => 7
// 5 = 0101
// 3 = 0011
// ---------
// 0111 = 7
✅ ||（論理 OR）
論理演算子（Logical OR） ってやつ。
- 左が「truthy」ならそれを返す。
- 左が「falsy」なら右を評価してそれを返す。
-「条件分岐」でよく使う！
例：
console.log(true || false); // => true
console.log(0 || 100); // => 100
console.log("hello" || "world"); // => "hello"
👀 補足：今回の論理演算にはどっち？
Paizaの「0か1の論理演算」系は、0か1の数値として処理されるから：
| や & など ビット演算子を使うのがいいかも。
（でも || や && を使っても 0と1なら正しく動いちゃう ）
📌 例：混乱しやすいやつ
console.log(0 | 1); // => 1 ← 数値（ビット演算）
console.log(0 || 1); // => 1 ← 真偽値判定（0は falsy）
//でも：
console.log(0 || 2); // => 2 ← 条件っぽく動く
「演算として使う」のか、「条件として使う」のか、そこが判断の分かれ目！