今日やったのは A を a にして pAIZA を Paiza に戻すみたいな割とシンプルな問題。大文字小文字の反転問題について解説！
問題概要
大文字と小文字のアルファベットが混ざった文字列 S が与えらる。
S の小文字を全て大文字に、大文字を全て小文字にした文字列を出力せよ。
入力例：
Paiza
出力例：
pAIZA
✅コード例
const rl = require('readline').createInterface({input:process.stdin});
rl.once('line',(input)=>{
// 入力された文字列を1文字ずつの配列に変換する
const text = input.split('');
// 大文字・小文字を反転した結果を格納する配列
const flippedCase = [];
// 文字ごとに処理を行う
text.forEach(char => {
// 文字が大文字の場合（toUpperCaseしても変わらない）
if (char.toUpperCase() === char) {
// 小文字に変換して追加
flippedCase.push(char.toLowerCase());
}
// 文字が小文字の場合（toLowerCaseしても変わらない）
else if (char.toLowerCase() === char) {
// 大文字に変換して追加
flippedCase.push(char.toUpperCase());
}
});
// 配列を文字列に戻して出力
console.log(flippedCase.join(''));
})
- 文字列を配列に変換
input.split'')：1文字ずつ処理できるようにする - 大文字か小文字か判定 ：
char.toUpperCase() === charなどで判定 - 大文字↔小文字変換 ：
toLowerCase()/.toUpperCase()を使って反転 - 出力
console.log()で反転後の文字列を表示
🔍 ポイントは「変換前と変換後が一致するかどうかの比較」
例として、char = “A” のとき：
char === char.toUpperCase() → true（＝もともと大文字だった）
逆に char = “a” のとき：
char === char.toUpperCase() → false（＝もともと小文字だった）
つまり、
-
char === char.toUpperCase()が true → 大文字だった -
char !== char.toUpperCase()が true → 小文字だった
という「変換しても変わらなかったかどうか」を見て、判別する仕組み。
if (char === c.toUpperCase()) {
// 変換しても変わらない → 大文字
} else {
// 変換された → 小文字
}
気づきメモ
-
.toUpperCase()や.toLowerCase()は「変換」だけじゃなく、「判定」にも使える！ -
char === char.toUpperCase()の発想が新鮮だった。
まとめ
とりあえず変換して、比べてみる！