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AWS認定クラウドプラクティショナー合格体験記

Last updated at Posted at 2021-01-12

0.はじめに

こんにちは。もと みやです。システムエンジニアとして働き始めて2年と少しになります。

自身初となるAWSの認定試験AWS Certified Cloud Practitioner(CLF-C01)を取得しました。

そこで、今回は合格体験記を書いていこうと思います。(こっちも自身初...)

バッチ ←こんなバッチもらえます

1.AWS認定試験とは

AWS 認定は、クラウドの専門知識を検証し、専門家が需要の高いスキルを強調し、組織が AWS を使用してクラウドイニシアチブにおける効果的で革新的なチームを構築するのに役立ちます。個人やチームが独自の目標を達成できるように、役割と専門分野ごとに設計したさまざまな認定試験から選択します。 https://aws.amazon.com/jp/certification/?nc2=sb_ce_co より

要はAmazon Web Serviceを使ってアプリケーション開発やインフラ構築、営業が行えるだけの技術的な専門知識を持っていることを認定する制度です。

全11種類あり、レベル別、役割別、専門分野別に用意されています。(下図参照)

A

今回受けたのは基礎コースのクラウドプラクティショナーという資格です。

1-1.Certified Cloud Practitionerとは

AWSクラウドの知識とスキルを身に着け、全体的な理解を効果的に説明できる人が対象で、認定により検証される能力は以下の通りです。

  • AWS クラウドとは、何かということ、及びベーシックなグローバルインフラストラクチャについて定義できる
  • AWS クラウドのベーシックなアーキテクチャ原理を説明できる
  • AWS クラウドの価値提案について説明できる
  • AWS プラットフォームの主なサービスと一般的なユースケース(例:コンピューティング、分析など)について説明できる
  • AWS プラットフォームのセキュリティとコンプライアンスのベーシックな側面、及び共有セキュリティモデルについて説明できる
  • 請求、アカウントマネジメント、料金モデルを明確に理解している
  • ドキュメントや技術サポートのソースを特定できる
  • AWS クラウドにおけるdeployと運用のベーシックで重要な特徴を説明できる

簡単に言うと、AWSクラウドについて基本的なことはおおよそすべて理解してる人、ということです。
ここでいうAWSクラウドとは使用するサービスだけでなく料金体系、サポート、プラン、セキュリティについて等業務を開始するうえで必要なことが大体含まれております。

とはいえ、基礎コースなので、全体的に内容は簡単です。

2.受けた人について

  • 開発エンジニア
    • javascript, reactjs, nodejs, python, java, php, .netについては人並と自負
  • インフラ経験はほとんどない
    • 4年ほど前にすこしAWSを触ったことがある
    • オンプレ?vm?なにそれおいしいの?
  • AWSで使用したことのあるサービスは10個ほど…(正確ではない)
  • 試験勉強期間はおよそ3週間
    • 1日〇時間!とかはまったく決めていなかった
    • 平日は多い日で2時間、休日はながくても4時間程度

3.試験勉強内容

3-1.大まかな流れ

本を買う(後述
↓
試験日・会場を決める
↓
本を読む
↓
udemyの問題集を解く
↓
本を読み直す
↓
本に書いてないことを一通り調べる
↓
udemyの問題集を解く

3-1.本を買う

試験を受けようと決めた日にgoogle先生に、

クラウドプラクティショナー 本

と入力しました。

そして一番上に出てきた、AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナーという本をポちりました。

結論から言うと、試験には役立ちましたが、udemyの問題集には役立たなかった部分もありました。(?)

3-2.試験日を決める

amazonから本が送られてくるまでに(私は参考書は電子書籍無理な人です)、試験日を決めました。

が、結構手順があり苦労したのでまとめておきます。
1. AWSアカウントを作成する
2. AWS認定アカウントをAWSアカウントに紐づける
3. 試験方法・場所を選ぶ

1についてはアカウント自体は誰のでもよさそうです。私の場合はamazon(ポチる方)のアカウントを昔awsアカウントと紐づけていましたので、それを使いました。

2にあるAWS認定アカウントとは、AWS認定プログラムへの参加を行うためのアカウントです。そのAWS認定プログラムって何ぞやってなると思いますが、要約するとAWSの試験を受けるために必要なものがそろっているプログラムです。(デジタルトレーニングや認定についてのダッシュボード等)

3の試験方法とは、自宅で受けるかテストセンターに行って受けるかを選ぶことができます。自宅で受ける場合は色々と準備や条件が必要なようです。(調べてないw)

今回は家から一番近い柏南口テストセンターを利用しました。

3-3.本を読む

注文した翌日に届いた(prime会員強い)AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナーを読みました。

本の内容はここでは書ききれないので割愛します。

ともかく頭から最後まで全部読みました。読みながらメモなどは取りませんでしたが、ある程度まとめておけばよかったかも…?とも思いました。読破にかかった時間はおよそ1.5週間です。

3-4.Udemyの試験問題集を解く

これが今回のベストプラクティスです。

AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナーにも章ごとに練習問題として3~5問ほど乗っていますが、章末問題なので読んだ内容からしか出てこないですし、簡単すぎてほぼ意味がありません。

AWS認定プログラムには模擬試験もあります。が、お金がかかる上に(当然だろ)予約や、テストセンターに受けに行く必要もあります。

と、そこで見つけたのが!

この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(7回分455問)

だったのです。しかも見つけたときはセールで¥1,200でした(今はいくらか知らん)!早速ぽちり、問題を解き始めました。

内容は、
* 基本レベルの試験が2回分(65問*2)
* 応用レベルの試験が3回文(65問*3)
* 難易度高の試験が2回文(65問*2)
となっております。

基本レベルの1周目は53問正解でした。まぁ悪くないのではフフンといった感じです。


スクショ
基礎レベル1回目
このように問題の分野別に正解率を出してくれるので、自分の弱い部分を見つけやすいと思いました

次に、応用レベルを解きはじめたのですが、なめててかかったので腰を抜かしました。難しすぎる…。

そもそも私のAWS知識なんて触ったことのあるサービス(1割)とAWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー(9割)だけですから、AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナーにのっていない知識については分かるわけがないのです。

特に、セキュリティ部門の問題と料金についての問題は苦労しました。

実際に業務する人間はセキュリティはまだしも、料金については気にしませんからね…。また、料金の部門についてはサポートプランについても言及されているので、完全にお手上げでした。

スクショ
応用レベル1回目
サポートプランが見事に全滅…、セキュリティも酷いですね…。

一通りすべての問題を解ききりましたが、応用レベル以降は大体50%程度の正誤率でした。

3-5.本を読み直す

Udemyの応用レベルにけちょんけちょんにやられた私は、きっとAWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナーに書いてあったが見落としたんだ!と思い込み、索引を利用してわからなかった問題を調べ始めましたが、先ほど述べた通り、AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナーには書かれていないものも多くありました。また、書かれていたとしても詳しいサービス内容等まで言及されておらず、そんな機能もあったのか!って感じですね。

しかし、一度問題を解いた後だと読み直して気づける部分も多々あり、サービスのつながりや、サービスの比較、サービスの詳細な仕様について理解が深まったと思います。

3-6.本に書いてないことを一通り調べる

本に書いてないなら調べる他にないだろう。ということで間違えた問題をすべて見直し、徹底的に調べました。

以下に、AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナーに書いていないがUdemyによく出てくるAWSサービスを一部メモしておきます。

  • AWS GuardDuty
  • AWS OpsWork
  • AWS Snowmobile
  • AWS CloudHSM
  • etc...

ここら辺の単語は聞いたことも無かったので、調べていてとても面白かったです。知らないサービス出るわ出るわ。
それだけでなく、知っているサービスとの連携もあるので、非常に為になりましたし、AWS知ってるぜ感が強まった気がします。

単語の意味を勉強するだけでなく、簡単な利用方法等も調べて勉強した方がより実践的に覚えることができます。私はハンズオンや詰まった点などの記事をよく検索してみました。

3-7.Udemyの試験問題集を解く(2回目)

当然同じ問題なので、答えを覚えていれば点は上がりますが、それを加味してもかなり点数は上がりました。


スクショ
応用レベルでも合格点の7割を超えました。
応用レベル1回目

間違えた問題の多くは1回目と同じでしたが、1回目との大きな違いは、まったくわからない⇒どっちかだとは思うが決めきれない、といった感じになっていました。

細かい数字の部分や、サービス同士の連携、詳細な仕様について理解しきれていなかったので問題を見直し、知識を詰め込みました。

ちなみに2週目を始めたのは試験5日前です。

4.試験当日

テストセンターってどんなところだろうか…とか思いつつ、テストセンターのすぐ近くにあるでラーメンを食べ、向かいました。

テストセンターでは同意書を記入し、荷物をすべてロッカーに入れ、鍵だけ持ってPCのある部屋へ案内されました。

テストは90分の65問で回答が完了したら受付に戻り、スコアシート(スコアが書いてあるとは言っていない)を受け取って試験完了でした。

ちなみに、回答完了時に試験結果は出ます。(点数は出ませんが)

なので、この時点で結構テンション上がってました。

5.所感

実際に受けた後の感想ですが、難易度としてはUdemyでビビり切った私にはとても簡単に感じるくらいの難易度でした。

本の章末問題<<<<<<<<試験<<<Udenyの応用問題

といった感じですかね…。

ただ、試験の際にちょっと詰まったのは、日本語の言い回しが独特で(おそらく日本語に直訳)、なんだか車の免許試験を受けているような感覚でした。

また、Udemyの問題集でも扱いきっていなかったサービスの組み合わせがあり、おそらくそういうところで点を落としたのだと思います。

結果824点で合格しました。

応用レベル1回目

700点以上で合格なのでまずまずでしょう。

ちなみに合格すると、特典がもらえます。最初に話したデジタルバッチがもらえたり、模擬試験1回分(4000円相当)が無料になったり、次に受ける試験が半額になったりと、とても盛りだくさんの特典がもらえました。

特典についてはまったく調べていなかったのでビックリしました。

次はAWS 認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイトAWS 認定 デベロッパー – アソシエイトを頑張って受けようと思っています。

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