Google I/O とは
Google I/Oとは、Googleが主催する開発者向けのイベントのことです。
5月18日〜20日に Google I/O 2021 が行われました。
今年はオンライン開催で行われました。
セッション内容を記事にまとめてみました。
まとめ順はセッションの発表順ではなく、個人的に気になる順番で紹介しています。
1.AR検索
AR検索がスポーツ選手の実演に対応しました。
大坂なおみさんも登場しました。
オリンピックも近いので個人的に注目がしたいです。
2.Project Starline
3Dディスプレイを使用したバーチャル対面システムが発表されました。
普及すれば、テレビ電話やビデオ通話が次の世代のシステムになるかもと思っています。
3.Google Map の進化
ARでの経路案内の向上は観光に力を入れる日本にとって強力な味方になりそうです。
時間帯で変わるスポットの表示も自分は使ってみたいです。
4.Google Photo の進化
Google Photo の新機能がいくつか発表されていました。
「little patterns」という新機能は、機械学習を使って3枚以上の写真からハイライトしてくれる機能で機能学習の可能性を感じとれました。
思い出の名前を変えたり削除したりという新しい管理方法の提供も一部のユーザには嬉しい新機能かと思います。
5.Flutter
Flutter 2.2、Dart 2.13 が発表されました。
Google の Flutter に対する本気さがうかがえます。
6.Material You
「Material You」という新しいマテリアルデザインが発表されました。 Android 12 等で採用する新たなデザインシステムで、個人的にはウィジェットにも影響がありそうなのが気になりました。
7.Shopify との提携
オンラインショップ拡大を狙った提携を発表しました。
詳細はあまり語られなかったようですが、Shopify の勢いは凄いので注目の発表です。
8.Arctic Fox
Android Studio の次のバージョンとなる「Arctic Fox」のベータ版の発表がありました。
9.Wear OS アップデート
Wear OS(Wear OS 3.0)の大幅な機能アップデートが発表されました。
Wear OS と Tizen との統合や Fitbit の機能追加が発表されたので期待したいです。
アプリの起動は30%高速化やバッテリーの持続向上の発表もありそれも良さそうでした。
10.セキュリティ
重要性が年々増すセキュリティ分野の発表もいくつかありました。
Googleアカウントのセキュリティ及びプライバシー機能改善が発表されていました。
漏洩したパスワードをワンタップで変更できる新機能や「Locked Folder」という保護された写真の置き場等が発表されました。
11.AIチップ TPUv4
機械学習サービスを動かす次世代カスタムAIチップが発表されました。
前世代の2倍の速さだそうです。
Google Cloud platform を通してデベロッパーにも利用できるとのことです。
12.Android 12 beta
beta版が発表されました。
正式リリースが待ち遠しいです。
おまけ 公式Twitterのアンケート結果
アンケート結果が公開されていました。
多くの人はやはり Android 12 に一番興味があるようです。