RxJavaの勉強用に簡単にRxJavaが動かせるプロジェクトの作成手順です。
ステップ1: Gradleでプロジェクトの作成
コマンドラインやターミナルを開き、以下のコマンドを実行して新しいプロジェクトを作成します。
gradle init --type java-application
途中でプロジェクトの名前や他のいくつかの設定について聞かれます。
ステップ2: build.gradle
ファイルの編集
プロジェクトが作成されたら、build.gradle
ファイルを開き以下のように編集します。
plugins {
id 'java'
id 'application'
}
repositories {
mavenCentral()
}
dependencies {
implementation 'io.reactivex.rxjava3:rxjava:3.1.0'
testImplementation 'junit:junit:4.13.2'
}
application {
mainClassName = 'com.example.rxjava.App' // ここは書き換えてください!
}
sourceCompatibility = '1.8'
targetCompatibility = '1.8'
ここでは io.reactivex.rxjava3:rxjava:3.1.0
を依存関係として追加し、メインクラス名を設定しています。
メインクラス名はご自身が設定しているものに変更してください。
ステップ3: サンプルコードの作成
src/main/java/com/example/rxjava
ディレクトリを作成し、その中に App.java
という名前の新しいJavaファイルを作成します。次に、以下のコードを追加します。
package com.example.rxjava;
import io.reactivex.rxjava3.core.Observable;
public class App {
public static void main(String[] args) {
Observable<String> observable = Observable.create(emitter -> {
emitter.onNext("Hello");
emitter.onNext("World");
emitter.onComplete();
});
observable.subscribe(
item -> System.out.println(item), // onNext
throwable -> System.err.println("Error occurred!"), // onError
() -> System.out.println("Done!") // onComplete
);
}
}
ステップ4: プロジェクトのコンパイルと実行
ターミナルに戻って、以下のコマンドを実行してプロジェクトをコンパイルします。
gradle build
次に、以下のコマンドを実行してプログラムを実行します。
gradle run
これでプロジェクトのセットアップが完了しました。gradle run
コマンドを実行すると、コンソールに "Hello"、"World"、"Done!" が表示されるはずです。
このファイルを編集するなりしてRxJavaの勉強をしていきましょう。