Gitで効率的に最新の変更を取り込む: rebase
を活用したシンプルな手順
作業をしている間にリモートブランチに新しい変更が加えられることはよくあります。
これらの変更をローカルに取り込む際に、今まで私はブランチをチェックアウトし、そこで最新の変更をpull
して、再度作業ブランチに戻ってそのブランチの内容をマージする、という手順を踏んでいました。
Gitに少し慣れてきて、直接作業ブランチでrebase
を利用して最新を取り込む方法を知ったので記事にすることにしました。
手順
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最新の情報を取得する
まず、リモートから最新の情報を取得します。
git fetch --prune
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-prune
オプションを使うと、リモートで削除されたブランチの参照もローカルから削除されます。
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作業ブランチで直接リモートの変更を取り込む
作業ブランチ(例:
feature01
)にいる状態で、別のブランチ(例:feature02
)の最新の変更を取り込みます。git rebase origin/feature02
なぜこの方法が効果的なのか
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不要なブランチへの切り替えがない:
feature02
のような中間ブランチにチェックアウトする必要がないため、手順が削減されます。 -
履歴が綺麗:
rebase
を使用することで、ブランチの履歴が直線的になります。 - リモートブランチの最新情報のみを利用:最新の変更を効率的に取り込むことができるため、ブランチ間のネットワークについて考慮する必要がありません。