#概要
サーバAからサーバBにssh接続を行うため、
秘密鍵、公開鍵を生成する
#実装
##鍵の生成
サーバA で以下実行
$ ssh-keygen -t rsa
Enter file in which to save the key
と聞かれるので、
鍵の名前(今回はid_rsa
)を入力します。
次にEnter passphrase (empty for no passphrase):
と、
パスフレーズを聞かれるので入力します。
空にするとパスフレーズ無しで生成できます。
すると、カレントディレクトリに以下の2ファイルが生成されます。
- id_rsa (秘密鍵)
- id_rsa.pub (公開鍵)
##公開鍵の配置
まずは公開鍵を配置します。
FTPソフト等で サーバB に接続し、 id_rsa.pub を転送します。
※id_rsa.pubをサーバBに転送したら、サーバAからは削除してしまって構いません。
その後、 id_rsa.pub をサーバBの/.ssh配下に設置
$ mv id_rsa.pub ~/.ssh # ファイルの配置
$ cd ~/.ssh # 移動しておく
配置したら、.sshディレクトリ配下にある authorized_keys ファイルに統合
# .ssh配下にauthorized_keysが既にある場合
$ cat id_rsa.pub >> authorized_keys
$ rm id_rsa.pub
# .ssh配下にauthorized_keysがない場合
$ mv id_rsa.pub authorized_keys
authorized_keys ファイルのパーミッションは 0600 に変更
$ chmod 600 authorized_keys
##秘密鍵の配置
秘密鍵を配置します。
id_rsa は サーバA のどこに置いても構いませんが、
セキュリティ上、パーミッションを 0600 にする必要があります。
$ chmod 600 id_rsa
#疎通確認
sshコマンドで疎通確認を行います。
サーバA で以下を実行
$ ssh -l [ユーザ名] -i [秘密鍵のパス] [サーバBのホスト名]
パスフレーズは設定したものを入力してください。
無事にSSH接続ができれば完了です。