はじめに
Blenderのスカルプトを使って押しのフィギュアを作りたい‼
そう思ったのに、Blenderのスカルプトチュートリアル動画とかは、主にゲームや動画用のモデリングについてばかりでした。
ゲームや動画用のモデリングでは、最終的にローポリのモデルに変換してしまうため、そのままでは3Dプリンタでの出力には使えません
なので、Blenderでフィギュアを作る際の流れや必要になりそうなものを忘備録としてまとめてみました。
スカルプトを使った3Dモデリングの流れ
ゲーム・動画用モデル
- スカルプト
- 粘土こねる、ここは3Dプリント用モデルと共通
- リトポロジー
- モデルのポリゴンを整えること
- ゲーム・動画用モデルはこの段階でローポリ化もする
- UV展開
- モデルのポリゴンを平面に展開すること
- ちなみにUVは何かの略ではなく展開した2次元平面の座標系(U軸、V軸)のことらしい
- 3DモデルのXYZ軸と名称が被らないようにしているらしい
- BlenderにはUV展開方法がいろいろあるらしい
- ノーマルベイク
- スカルプトで作った細かい凹凸の情報をノーマルマップとしてUVマップに焼き付ける
- ノーマルマップについてはこちらを参照
- ノーマルマップのノーマルは法線のことっぽい?
- スカルプトで作った細かい凹凸の情報をノーマルマップとしてUVマップに焼き付ける
- マテリアル、テクスチャの編集
- 色を付けたりする作業
- 金属っぽい質感とかも設定できる
3Dプリント用モデル
- スカルプト
- ゲーム・動画用モデルと同様
- リトポロジー(リメッシュ)
- ゲーム動画用程ローポリにはしないがやはり必要らしい
- 3Dモデリング関連の記事とかではリメッシュということが多そう
- BlenderではQuad Remesher使うとよいらしい
- 3Dプリント処理
- スライサに出力してサポートつけたりとかいろいろ
- Blenderには3Dプリント用のアドオンとかあるらしい