※個人の現場体感と試行錯誤ベースで整理した朝会改善メモ。
朝会は「報告」ではなく「検査と適応」の場。
タイムボックスは意識しよう前提。
目的を見失わず、自然な問いとリモート補完を意識した設計を目指す。
ケース1:形式的にやってるだけ or 流し読みで形骸化
課題例:
- タスク管理ツールの輪読が惰性化
- 発言がルーチン化
- 問題が出ても流される
- 個別報告会化し、同期・協働・相乗効果がない
改善アプローチ:
- 「今日の目的」「進捗とのギャップ」「支援の有無」を引き出す
- その日のフェーズに合わせた問い(「この辺、大丈夫そう?」など)
- アイスブレイク・チェックインを適宜導入
- ファシリ持ち回り制 → ゆくゆくはファシリ不要の自走を目指す
- タスクに対して「違和感あった?」等の問いかけ
進捗ではなく “変化” を探る - 軽アクション付きペンド →「今日どこかで話そうか?誰が必要かな?」
- Slackスレで派生議論の導線をつくる
ケース2:話が長い or 一人で展開しがち
課題例:
- 1人だけが話して他メンバーが置いてけぼり
- チームで共有する価値が薄れていく
改善アプローチ:
- タイマー導入(1〜2分目安)で時間意識を促す
- 脱線は「あとで別枠でキャッチアップしよう」と切り出す
- ファシリテーター持ち回り制で「全員の場」を作る
ケース3:課題が共有されても放置される
課題例:
- インペディメントが出ても拾われず放置
改善アプローチ:
- 拾い手の明示(その場 or Slackで割り振る)
- アクション記録係を置く
- 朝会は「検知・対応方針共有」まで(解決は別スロットで)
- インペディメントはPBI化も検討、必要なら即対応
Tips
- 朝会は報告じゃなく 「会話と観察」の場
- スプリントゴールよりも “今この瞬間”の状態把握を重視
- 「問い」は自然に。構えずにポンと出す方が効果的
- リモート補完(Slack・ドキュメント・スレッド文化)も意識する