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Microsoft Azure Machine LearningとDataSpiderの共同ハンズオンセミナー向け情報

Last updated at Posted at 2016-01-21

#ハンズオンシナリオ
AzureML_DSS共同セミナー資料_V4_01.jpg

#DataSpider機能紹介
・DataSpider Server
  DataSpiderの処理を実行するサーバーエンジンです。DataSpiderを利用するためには
  必ず起動しておく必要があります。
・DataSpider Studio
  DataSpiderの処理を作成するクライアント・アプリケーションです。
  ・インストールして利用するもの
  ・Webブラウザで利用するもの
  2つのStudioがあります。ハンズオンではWeb版のStudioを利用します。
・アダプタ
  DataSpiderにおいて外部システムとのインターフェイスを担う機能です。
  各外部システムごとにアダプタが用意されています。
  また、アダプタによって実行可能な機能に差があります。
・グローバルリソース
  アダプタが利用する接続先の設定です。この設定はプロジェクトをまたいで利用することが
  できます。
・トリガー
  DataSpiderの処理を何かしらのきっかけを用いて自動実行する仕組みです。
・コントロールパネル
  DataSpiderの各種設定をGUIで行うことのできる設定パネルです。

#DataSpiderの使い方
・DataSpiderの処理の概念
  DataSpiderの処理の最小単位はスクリプトです。スクリプトは複数のアダプタや
  その他制御アイコンによって形成されます。
  連携処理一本が一つのスクリプトとお考えください。そのスクリプトの集合体がプロジェクトです。
  プロジェクトの中に複数スクリプトを作成することができます。
・スクリプトの作り方
  DataSpider Studio内にあるデザイナというツールを利用します。デザイナを開くと
  キャンバスとツールパレットが表示されますので、ツールパレットより処理を行いたいアダプタのアイコンを
  キャンバスに貼り付けて処理を作成します。
  最後にStartアイコンからEndアイコンまでドラッグ&ドロップで線を引いて完成です。
・Mapperの使い方
  スクリプト内でデータの構造や値の変換を行いたい時にはMapperというツールを利用します。
  入力と出力の処理をそれぞれ作りその間にMapperを作成すると、
  ・左側に入力元
  ・右側に出力先
  のデータの構造が表示されます。
  それぞれの項目をドラッグ&ドロップでマッピングすることでデータの構造の変換が可能です。
  また、ツールパレットがMapper用のものに切り替わってきますので、その中に含まれる関数アイコン
  (ロジックアイコンと呼びます)をマッピングの間に挟むことで、データそのものの加工や変換が可能です。

#接続情報
・DataSpider Web版Studio(公開は終了しました)
  user1~user10
   URL:http://40.115.189.185:7700/WebStudio/ 
  user11~user20
   URL:http://40.115.190.235:7700/WebStudio/
  user21~user30
   URL:http://40.115.191.204:7700/WebStudio/
  user31~user40
   URL:http://40.115.166.9:7700/WebStudio/
  user41~user50
   URL:http://40.115.185.124:7700/WebStudio/

#ハンズオン手順
1.[新しいプロジェクト]をクリックしてプロジェクトを作成します。一緒にスクリプトも作成できます。
2.右側のツールパレットから[クラウド][Azure BLOBストレージアダプタ]を開きます。
3.[ファイルディレクトリ書き込み]のアイコンをキャンバスに向かってドラッグ&ドロップします。
4.接続先をクリックして[AzureBLOBストレージ出力接続設定]を選択します。
  ローカルディレクトリ:/data/dssxazure-demo/azure
  ファイル/ディレクトリ名:input-predictive-user.csv
  コンテナ名:recommendation
 ※処理の名称は任意
5.右側のツールパレットから[クラウド][Azure Machine Learning]を開きます。
6.[ジョブ実行]のアイコンをキャンバスに向かってドラッグ&ドロップします。
7.接続先をクリックして[Azure Machine Learning接続設定]を選択します。
  ジョブ実行完了を待機するにチェック
  Web service inputに渡すBLOBを指定するにチェック
  接続先BLOBストレージ:Azure BLOBストレージ接続設定
  コンテナ名から始まるBLOBのパス:recommendation/input-predictive-user.csv
 ※処理の名称は任意
8.スクリプト変数の設定
 directory、filedirectoryの二つを作成します。
9.変数Mapperの設定を行います。
  [基本][処理]を開きます。
10.[変数代入]のアイコンをキャンバスに向かってドラッグ&ドロップします。
11.MapperのアイコンをダブルクリックしてMapperの画面を開きます。
12.右側ツールパレットから[文字列][変換]を開きます。
13.[正規表現置換]のアイコンを設定画面中央に向かってドラッグ&ドロップします。(2回)
14.正規表現置換アイコンを開きそれぞれに設定を行います。
  ①
  置換前文字列(正規表現パターン):(^.+)\∕(.+)\∕(.+)$
  置換後文字列:$2
  ②
  置換前文字列(正規表現パターン):(^.+)\∕(.+)\∕ (.+)$
  置換後文字列:$3
15.入力データ[AzureMLのWebサービスを実行する]-[job]-[output]のrelative_location
  とアイコン①と出力データ[スクリプト変数]-[directory]をつなぎます。
16.入力データ[AzureMLのWebサービスを実行する]-[job]-[output]のrelative_location
  とアイコン②と出力データ[スクリプト変数]-[filedirectory]をつなぎます。 
17.右側のツールパレットから[クラウド][Azure BLOBストレージアダプタ]を開きます。
18.[ファイル/ディレクトリ読み取り]のアイコンをキャンバスに向かってドラッグ&ドロップします。
19.接続先をクリックして「Azure BLOBストレージ出力接続設定」を選択します。
  コンテナ名:experimentoutput
  仮想ディレクトリ:変数設定 ${directory}
  ファイル/ディレクトリ名:変数設定 ${filedirectory}
  ローカルディレクトリ: /data/dssxazure-demo/azure
  ファイルが存在する場合は上書きするにチェック
 ※処理の名称は任意
20.Startアイコン、BLOBアイコン、MachineLearningのアイコン、BLOBアイコン、Endアイコンと線を引きます。
(Mapperは設定した段階でプロセス(黒)及びデータ(黄)の線で結ばれています)
21.実行ボタンを押下してスクリプトを実行します。

#リンク
Appressoホームページ
Data Spider Technical Network

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