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【Rails】DBのデータをビューで使用する

Last updated at Posted at 2018-08-07

コントローラ側の処理

まず、webページでDBのデータを使用する際は、コントローラからビューにデータを渡す。
そのために、コントローラにて変数を定義する必要がある。
コントローラにてモデルからデータを受け取り、そのデータを変数に代入することでビューに引き渡すことができる。

モデルからデータを取得する例をいくつか紹介する。

テーブルごと取得する

テーブルの全データをそのまま取得する場合。
データを受け取りたいテーブルに紐づくモデルに対して、
モデル名.all

下記では、例としてmembersテーブルの中身とsongsテーブルの中身を取得してみた。

members_controller.rb
class MembersController < ApplicationController
	def index 
		@members = Member.all
		@songs = Song.all
	end
end

##テーブルの中身を指定して取得する

id (主キー)を指定する

指定したidを持つレコードのデータを取得する場合、findメソッドを使用する。
モデル名.find( id )

#例 id = 1 のレコードを取得
@member = Member.find(1)

#例 id = 1,3,5 のレコードを取得
@member = Member.find(1,3,5)
members_controller.rb
class MembersController < ApplicationController
	def index 
		@member = Member.find(1)
	end
end

また、この形を応用してidをURLから取得する場合
モデル名.find(params[:id])
を使用することができる。

members_controller.rb
class MembersController < ApplicationController
	def show
		@member = Member.find(params[:id])
	end
end

例の場合で説明すると、下の画像に示したURLの赤枠部分からidを取得してきてそのidを持つレコードを受け取ることができる。
スクリーンショット 2018-08-08 0.23.29.png

id(主キー)以外の中身を指定する

主キー以外のカラムにおいて、指定した値を持つレコードのデータを取得する場合はfind_byメソッドを使用する。またfind_byメソッドはレコードを最初にヒットした1つしか取らない。
モデル名.find_by(カラム名: '値')

#例 artistの値がももいろクローバーZのレコードの中で、idが一番若いものを取得
@discography = Discography.find_by(artist: 'ももいろクローバーZ')

#例 ももいろクローバーZの曲かつ、2011年7月27日にリリースされたものでidが一番若いものを取得
@discography = Discography.find_by(artist: 'ももいろクローバーZ', released_date: '2011-07-27')

レコードの個数を指定する

レコードの個数を制限することで、idが上からn個までのレコードを取得する。
といった指定ができる。
モデル名.limit( n )

下記では、例としてidが3までのレコードを取得してみた。

members_controller.rb
class MembersController < ApplicationController
	def index 
		@members = Member.limit(3)
	end
end

カラムを指定する

指定したカラムのデータを取得する場合。
モデル名.select("カラム名")

下記では例として、membersテーブルのnameカラムの中身のみを取得してみた。

members_controller.rb
class MembersController < ApplicationController
	def index 
		@members = Member.select("name")
	end
end

ビュー側の処理

コントローラから無事ビューにデータが渡されれば、ビューでそれを表示する記述をしてあげることでやっとwebページにデータを表示することができる。
前述したどの形式のデータを渡されたかによって使い方は変わるが、
ここではテーブルごと全てのデータを取得した場合の例を載せておくので、適切な形に変えて使用すること。

指定カラムの中身を全レコード分表示

eachメソッドを使用してnameカラムの中身を全レコード分表示してみた。

views/members/index.html.erb
<head>
	<meta charset="utf-8">
	<link rel="stylesheet" href="members.scss" type="text/css">
</head>
<body>
	<% @members.each do |member| %>
		<%= member.name %><br>
	<% end %>
</body>
スクリーンショット 2018-08-08 1.12.31.png

指定したフィールドの中身を表示

取得したデータから番地やカラムを指定して目的のフィールドの中身を表示してみた。
指定の仕方はリストに似ている。

下記ではsongsテーブルにおいて id = 1 のレコードからnameカラムの中身を表示した。

views/members/index.html.erb
<head>
	<meta charset="utf-8">
	<link rel="stylesheet" href="members.scss" type="text/css">
</head>
<body>
	<%= @songs[0]['name'] %>
</body>
スクリーンショット 2018-08-08 1.19.26.png

以上、簡単なコントローラとビューのデータ受け渡しの書き方をまとめた。

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