46
55

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Mac覚書 TimeMachineでNASを使用する方法

Last updated at Posted at 2016-05-25

#概要#
開発環境をまるっと保存する為、TimeMachineを使ってバックアップすることに。
自分のMBAでは、USB接続のHDDを使用してTimeMachineを運用している為、
NASでの設定方法が分からなかったので調査。

新しいNASならばTimeMchineに対応している(と思う)ので、外付けHDDとあまり変わらない感じで
使えるのかもしれませんが…今回使用したNASはちょっと古いから非対応(?)だったので、
BUFFALOさんが用意してくれているTimeMachine用の設定ができなかったことが問題でした。
(新しいNASでも下記のNo.1の工程は必要なのかも…)
#参考サイト#
http://keroctronics.web.fc2.com/timemachine.html
http://d.hatena.ne.jp/Kazzz/20111214/p1
#設定方法#
以下は、Mac側での設定になります。
今回、NAS(BUFFALO LinkStation LS-320GL)側での設定変更は特にしませんでした。
すでにWindows環境で使うための設定が済んだ状態だったので、真っ新な状態であれば
何か設定が必要だったのかもしれません(曖昧な情報で、ごめんなさい)
##1.バックアップ先をネットワーク共有しているボリュームも対象にする##
 通常だとバックアップ先としては「内蔵ストレージ」「USB接続された外付けストレージ」
 「Time Capsule」の3種類しか使用できないそうで、その中に「ネットワーク共有している
 ボリューム」を追加するためにターミナルから下記のコマンドを入力する

 sudo defaults write com.apple.systempreferences TMShowUnsupportedNetworkVolumes 1

 意味としては、設定ファイルの「com.apple.systempreferences.plist」の  
 「TMShowUnsupportedNetworkVolumes」という設定値を「1」に変更すると
 ネットワーク共有しているボリュームも対象に出来るそうな。
##2.ホスト名とMACアドレスを調べる##
 次の工程のイメージ作成で設定するファイル名を下記の仕様にする為、
 Macのホスト名とMACアドレスを調べる

 ホスト名+"_"+MACアドレス(:は除く)

 ホスト名:リンゴマーク⇒システム環境設定⇒共有⇒コンピュータ名
      ※今回は編集押下で表示されるダイナミック・グローバル・ホスト名を使用しました。

 MACアドレス:リンゴマーク⇒このMacについて⇒システムレポート
        ⇒(右)ネットワークのWi-Fi⇒(左)MACアドレス
        ※有線LANの場合は違うMACアドレスになるらしい
##3.イメージ作成##
 ディスクユーティリティーでイメージを作成する。
 まずはヘッダーメニューの「新規イメージ」をクリック。
 下記の内容を入力します。

 名前(上部):2で決めた名前を入力
 名前(下部):任意
 サイズ:後で変更するので、初期値のままでOK
 フォーマット:MaxOS拡張(ジャーナリング)
 暗号化:なし
 パーティション:ハードディスク
 イメージフォーマット:スパースハンドル・ディスクイメージ

 最後に「作成」をクリックして終了。
 その後、作成したイメージを取り出してアンマウントし、ローカルからNAS上へファイルをコピー。
##4.イメージファイルのサイズ変更##
 NAS上のイメージをクリックし、マウントします。
 その後、ディスクユーティリティーを開いて、取り出し「イメージのサイズを変更」をクリックし
 イメージファイルサイズを変更します。
 今回は、参考サイト様同様150GBにしました。
 (Macのストレージが500GB・使用容量は約100GBの状態で、最終的に必要な容量は105GBでした)
##5.イメージファイルのフォーマット##
 ディスクユーティリティーのパーティションメニューで1パーテーションに設定しフォーマット。
 フォーマットが完了したら、パーティションを選択して、下部のマウントポイントをメモしておきます。
##6.バックアップの保存先をスパースディスクイメージにする##
 3~5で作成したイメージをバックアップの保存先に設定するため、ターミナルから下記のコマンドを入力
 ※今回マウントポイントが「/Volumes/TimeMachine」だったので、下記のコマンドとなった

 sudo tmutil setdestination /Volumes/TimeMachine
##7.TimeMachineを起動##
 起動するも…バックアップ先が開けないとかでエラー(泣)

 何が悪いんだろうと模索しつつ、参考サイト様で紹介されいた「イメージの自動マウント」の設定を
 足してみたいり、もう一度イメージファイルを作り直したりやってみましたが、
 最終的には、ディスクユーティリティの「ディスクを検証」を行ったら動き始めました…
 
 何が原因で、何をきっかけに動き出したのか分かっていませんが…
 とりあえずTimeMachineでNASが使えるようになりました
 (もやっとした結末で、ごめんなさい)
#最後に#
 他のサイト様でも書かれていましたが、すごく時間かかりそうです。
 現在「残り約10時間」という案内が表示されています(汗) 

スクリーンショット 2016-05-25 13.07.05.png

 

46
55
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
46
55

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?