はじめに
スマートフォン向けのアプリエンジニアをやっていると、サーバ側の仕様検討に付き合わされ
当然のようにAWSの知識がある前提で話をされることがある。
ふんわりとは知っているんですよ、ふんわりとは。
実際にAWSにアクセスして一部設定をしたこともあるが、なにぶんエンジニア人生の0.1%くらいの時間なのでもはや風化しており忘れているし、古すぎる知識なのでアップデートが必要なのですよと。
というわけで、AWSのとりあえず知っておけ!という超基本用語に関する記事を書きます。
AWSとは
Amazon Web Services (AWS) は、世界最大のクラウドプロバイダーの一つです。クラウドコンピューティングとは、インターネットを通じてコンピューティングリソースを提供するサービスモデルです。
EC2 (Elastic Compute Cloud)
AWS公式HP:Amazon EC2
EC2は、クラウド上で動作する仮想サーバーです。
物理的なサーバーを購入せずに、必要な時に必要な分だけコンピューティングリソースを利用できます。
・インスタンス
EC2で起動した個々の仮想サーバーを「インスタンス」と呼びます。
インスタンスは数分で作成でき、使わない時は停止や削除が可能です。
・EC2の主な特徴
→柔軟性
スペック変更: アプリケーションの負荷に応じて、CPUやメモリなどのスペックを簡単に変更できます。
ストレージ拡張: データ量が増えた場合、ディスク容量を簡単に拡張できます。
コスト効率
従量課金: 使用した時間分のみ料金が発生します。
停止時の節約: 使用しない時はインスタンスを停止することで、コストを抑えられます。
→インスタンスタイプ
EC2には様々なインスタンスタイプがあり、用途に応じて選択可能
S3 (Simple Strage Service)
AWS公式HP:Amazon S3
Amazon S3 (Simple Storage Service) は、高い耐久性と可用性を持つオブジェクトストレージサービスです。
データのバックアップやアーカイブに適しています。
VPC (Virtual Private Cloud)
AWS公式HP:Amazon Virtual Private Cloud
Amazon VPC (Virtual Private Cloud) は、AWSクラウド内にユーザー専用の仮想ネットワーク環境を作成できるサービスです。VPCを使用することで、ユーザーは自身のプライベートな空間でAWSリソースを安全に実行できます。
例えば、複数のEC2を使用して、セキュリティを高め、自分のEC2からしかアクセスされないストレージを持ちたい、といった場合に使用する。
VPCを使用することで、ユーザーはクラウド上でセキュアなネットワーク環境を構築し、柔軟にリソースを配置・管理することができます。これにより、セキュリティを確保しつつ、効率的なクラウドインフラストラクチャの運用が可能になります。
RDS データベース(Relational Database Service)
AWS公式HP:Amazon Relational Database Service
Amazon RDS は、フルマネージド型のリレーショナルデータベースサービスです。
MySQL、PostgreSQL、Oracle などの主要なデータベースエンジンをサポートしています。
Redis
Redis(レディス)は、メモリ上で動作するオープンソースのインメモリデータベースです。
(これはAWS専用の機能とかではない)
Amazon Elastic Cache
AWS公式HP:Amazon Elastic Cache
インメモリ型のデータベース、データの保存、処理をメモリ上で行うということ
ELB(Elastic Load Balancing ロードバランサー)
AWS公式HP:Amazon Elastic Load Balancing
ELBは、AWSが提供するロードバランシングサービス
トラフィックの自動分散、ヘルスチェック、自動スケーリング、セキュリティ強化が可能。
AWS IAM (Identity and Access Management)
AWS公式HP:Amazon IAM
IAMは、AWSリソースへのアクセス管理を行うサービスです1。ユーザー、グループ、ロールを通じて細かな権限制御が可能です。
CloudWatch モニタリングと管理
AWS公式HP:Amazon CloudWatch
Amazon CloudWatch は、AWSリソースとアプリケーションのモニタリングサービスです1。パフォーマンスの監視、ログの分析、アラートの設定などが可能です。
以上