はじめに
成果をあまりアピールしない人がエンジニアにはまあまあいるように思えます。
これが個人の成果のみにとどまる話であれば、個人の責任で終わります。
ですが、これがリーダーだと話は変わってきます。
先に結論を書きますが、
リーダーが成果を主張しないことで、一緒に働いている人の存在感も低く見られる可能性があるからちゃんとアピールしようね
ということです。
つまり、チームの成果をアピールすることは、リーダーの責務の一つとも言えると思っています。
成果について
例えば、決められたルールに従って進め、大きな問題を発生させず、期日内に余裕を持って顧客に開発したサービスを提供することが出来たとします。
これは充分優秀な結果と言えるでしょう。
勿論、バグ検出数、改修量、売り上げなど定量的に数値化して上に報告する必要はあると思いますが、良い結果には違いないかと。
問題が出ずに開発できた、っていうのは当たり前のことでは無いですし、どのチームでも出来ることでは無いと思います。
つまり、以下のことが出来ているということになるかと。
・問題が出ないように進めることが出来た
→問題に備え、予防することも出来た)
・且つ問題が出たとしても最小限にすることが出来た
→事前にリスクを想定し最小限に対応出来た
・スケジュールも適切にリスク込みで引き、期日までに無事問題のないものを納品できた(納品後も問題がほぼ無かった)
成果をアピールしないとどうなるのよ?
謙遜は美徳かもしれませんが、ことリーダーポジションにいる人間はアピールしまくるくらいでちょうど良いのでは?
謙遜し過ぎて、成果をアピールせず上司も普通に何事も無く終わった、良かったね、で終わっちゃう。
上司目線で言えば、普通に終わって良かったね、じゃあ評価も普通だね、で終わるかもしれない。
そうなると
チームが縮小する → メンバーが減る → 皺寄せが残りのメンバーに →ファイヤー🔥🔥🔥
なんてことにも。
少々極端な例ですが、リーダーはリーダーの成果アピール一つでチームの評価が決まる可能性があることを良く認識しておかなければいけません。
最後に
私の好きな安西先生の名言がこちら。
「お前のためにチームがあるんじゃねぇ。チームの為にお前がいるんだ!!」
リーダーが手を動かすことも勿論ありますが、チームなのでメンバに適切に動いてもらわないと目標を達成することはできません。
売上一つ取っても、リーダー1人だけ頑張っても目標達成は難しいですよね?
メンバーが適切に動いてもらうよう、リーダーが先頭切って調整やら開発方針やらを決めて頑張ります。
つまり、リーダーはチームの為に頑張ります。
で、せっかくチームが成果を出すことができたのに、成果をアピールしなかったことによって不利益を被ることは非常に勿体無いことだと思います。
そのため、チームで成果を出すことが出来たら大袈裟なくらいアピールしようぜ、というお話でした。
以上