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バグ・ストーリーは突然に

Last updated at Posted at 2021-12-20

このコラムは ソフトウェアテストの小ネタ Advent Calendar 2021として12/21から公開になります。

さて、2021年も暮れようとしています。クリスマスといえば小田和正さんの「クリスマスの約束」という特別番組をご存じでしょうか。毎年このライブを楽しみにしているのですが、小田さんのシンプルな曲のタイトルを眺めていて、開発~テスト業務に関連するようなワードが出てきたのでネタコラムにしてみました。

このコラムは、私が好きな小田和正の曲のタイトルから、ソフトウェアテストや開発における大切なことを(半ば強引に)連想してみようという、ただそれだけのネタコラムです。公式に公開されている曲についてはリンクを張っています。ぜひ聴きながらお楽しみください。それ以外の曲もすべて素晴らしいので、興味あれば音源入手して楽しんで頂ければと思います。

オフコース時代 (1967~1989年)

言葉にできない (1982年)

愛については言葉にできないことが最大の表現なんだと、切ないメロディが教えてくれます。

開発~テストでは言語化することが大切です。
言葉にできないものは作ってはいけません。

あいつの残したものは (1976年)

この曲はオフコースのシングル「ひとりで生きてゆければ」のカップリングで鈴木康博さんの作曲です。洗練されたフォークソング調で始まりますが、サビでハッとする展開になっています。

なぜ今頃、打ちあけにきた
既にリリースした後なのに

なぜ今頃、打ちあけにきた
既にリリースした後なのに

君が、嘘を、ついた (1984年)

イントロのギターリフのインパクトが凄いです。これを最後まで良い意味で引きずって成立させています。間奏の複雑で多重なコーラスも聴きどころですね。
何よりこの曲は凄くROCKしてるんですよね。小田和正はバラードのイメージが強いですが、こうしたROCKな一面も持っていることに驚かされます。

今、君が嘘をついた
「今週、直すから」
「バグはないですよ、たぶん」

また、君が嘘をついた
ギリギリの中での虚勢と言える言葉にいちいち噛みついてはいけません。

小田和正ソロ (1986年~)

ラブ・ストーリーは突然に (1991年)

あの日 あの時 あの場所で レビューしなかったら
僕等は いつまでも 見知らぬ仕様のまま

伝えたいことがあるんだ (1997年)

この曲の冒頭から歌に込めている力強さは"決意"を意味しています。
こんな力強いラブソングは珍しいような気がします。

伝えたいことは、伝わるように伝えないと伝わらないです。
逆に言えば、自信の無さも伝わります。
自信無く伝えたテスト戦略を信じる人はいないでしょう。

いつか どこかで (1992年)

いつか、どこかで 見た不具合だな・・・
・・・もう一度 (そのうち)見えるはず
なんてことのないように、再現手順やログは残しておきましょう。

まっ白 (2004年)

過ちも、許されない嘘も、時は消してくれたけど
今にしてまだ、本当の品質はわかってないみたいだ。

たしかなこと (2005年)

忘れないで どんな時も きっと不具合はそばにいるから
そのために僕らはこの場所で 同じ時を生きているんだ

一番大切なことは 特別なことではなく
ありふれた日々の中で 今の気持ちのままで見つめていること

・・・いかがでしたでしょうか。
このコラムは曲を聴きながら書いたのですが、後半はシンプルでストレートな歌詞に聴き惚れていてどんどんヒネリがなくなってしまった点はご容赦ください。

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