Salesforceの数式で個人的によく使うもののメモです。
選択リスト型のあれこれ
選択リストの値を取得する
選択リストの値を取得するにはTEXT関数を使います。
TEXT( 選択リスト型 )
このとき、取得する値は選択リスト値のAPI参照名になります。
選択リストの特定の値であることを確認する
選択リストの値が特定の値であることを確認するにはISPICKVAL関数を使います。
ISPICKVAL( 選択リスト型 , "選択リスト値のAPI参照名" )
これは、TEXT関数で書き換えることもできます。
TEXT( 選択リスト型 ) = "選択リスト値のAPI参照名"
選択リストの値によって計算を変更する
選択リストの値によって計算が変わる場合、CASE関数を使います。
CASE( TEXT( 選択リスト型 ) ,
"選択リスト値のAPI参照名 - 1" , 処理1 ,
"選択リスト値のAPI参照名 - 2" , 処理2 ,
"選択リスト値のAPI参照名 - 3" , 処理3 ,
... , ... ,
"選択リスト値のAPI参照名 - n" , 処理n ,
処理
)
選択リストの値の一部の値が条件となる場合はIF関数の方が簡潔になる場合があります。
IF( ISPICKVAL( 選択リスト型 , "選択リスト値のAPI参照名" ) , 真の場合の処理 , 偽の場合の処理 )
複数選択リスト型のあれこれ
複数選択リストの特定の値が選択されていることを確認する
複数選択リストの特定の値が選択されていることを確認するには、INCLUDES関数を使います。
INCLUDES( 複数選択リスト型 , "選択リスト値のAPI参照名" )
複数選択リストの選択されている値の数を計算する
複数選択リストの選択されている値の数はPICKLISTCOUNT関数で計算できます。
PICKLISTCOUNT( 複数選択リスト型 )