※本記事は2022年10月に受験した「Salesforce Certified Sharing and Visibility」の振り返りを記載しています。
はじめに
個人的に設計方面の興味が湧いてきたことと、社内的にアーキテクトが不足していることから、アーキテクト方面の資格に挑戦することになりました。
試験結果
結果は 「合格」 でした。
試験に関しては時間は余裕があり、3回の見直しができました。
受験料 | 試験時間 | 設問数 | 合格ライン | 受験日 | 正答率 | 所要時間 | |
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40,000円 | 120分 | 60問 | 67% | 2022/10/07 | 88.37% | 73分 |
内訳を見ると、全体的に取れていたので知識定着が進んでいる確認ができました。
試験内容 | 内訳 | 設問数 | 正答率 | |
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宣言的共有 | 76% | 45.6問 | 87% | |
パフォーマンス | 7% | 4.2問 | 75% | |
プログラミング的共有 | 17% | 10.2問 | 100% |
学習方法
基本的には宣言的共有を押さえる必要があったため、ロール階層や共有ルール等のアドミニストレーター資格の範囲の復習を始め、Experience Cloudライセンスと共有セットについての学習を行いました。
Experience Cloudに関しては実務経験がなかったため、Trailheadの学習と実機での構築で確認し、ドキュメントにあるExperience Cloudライセンスの表を隙間時間に見続けました。
他には、Apex共有に関しての知識が追加で必要でしたが、こちらについては実務で検討したことがあったため、ドキュメントを読むくらいの学習でした。
学習の意識付け
宣言的共有の範囲については、アドミニストレーター資格で学習した範囲を具体的な要件に沿って組み合わせることができれば、正解まで辿り着ける問題が半分程度あるため、アドミニストレーター資格の共有関連の知識は押さえておく必要があるかと思います。
暗黙的な共有(特に取引先関連の暗黙的な共有)についての問題も多々あったので、覚えておくと安心です。