昨年秋より部署異動で初めてLinuxを触ることになったプログラミングや
コマンドラインの知識0の38歳おじさんがサーバーにかかわる操作で
右往左往したお話を記載しますので
Linuxを初めて触る方とか、コマンドライン開いても何をすればいいかわからない
ような方の役に立てれば幸いです。
なお、エンジニアの皆様にとっては初歩の初歩すぎる内容かとおもいますので
当たり前すぎる基礎の基礎をさらに紐解いた記事になっています。
初歩的過ぎる内容にご興味ない方は読み飛ばしていただければと思います。
(1)コマンドを覚える
まず、Linuxを触っていくにあたって最初に何が何でもやらなきゃいけなかった壁は
コマンドを覚えることでした。
とはいえ、よく使う基礎的なコマンドを触れるように勉強しました。
そんな基本的なコマンドはどういうものがあるか というのはいろんなサイトに
掲載されていましたが
https://qiita.com/nokonoko_1203/items/35c4078bf72cffb16171
こちらが比較的簡潔にまとまっていたので見やすかったです。
ここでいう
①最低限使える必要があるコマンド
を練習しました。
コマンドを少し覚えた前後の変化
ここまでを操作ができるようになって何が起きるかというと、
コマンドラインの操作ができるようになります。
「当たり前じゃないか」というお声が聞こえてきそうですが、
そもそもコマンドが全く理解できてないとコマンドラインの
操作を行うことができないんです。
黒い画面を立ち上げても
「真っ黒い画面開いたけどどこをクリックすればいいの?何を入力するかわからん!」
となってしまうわけです。
なので、基本的なコマンドだけでも操作手順を理解することで
例えばお客様のサーバで何かを調査しようとして、コマンドラインを立ち上げた時に
「じゃあまずディレクトリ(ちなみにディレクトリという表現もコマンド勉強してようやく理解した次第・・・)移動して(cdコマンド)、ログを調べよう」
という発想をコマンドラインで操作ができるようになるんです。
結構重要かと:初心者がコマンド以外で覚えるべき操作
コマンドを覚えている中で私がやり方がわからず苦しんだ処理があります。
それは「ファイルの編集」「保存」「画面を閉じる」といった実際の業務を行う際にはできないとお話にならない基本の処理です。
ご覧いただいているエンジニアの皆様にとっては呼吸するがごとく当たり前のことかと思いますがCUI操作に慣れてなくてGUIしか触ってこなかったおじさん、ここでテンパります。
「cdコマンドでディレクトリ移動まではできたぞ。じゃあ次にcpコマンドでファイルをコピーして、そのファイルの中身を書き換えてみよう」という処理の手順を検索して見つけて、操作をしようとした瞬間気づいたんです。
あれ?ファイルを開くのってどうやるの?
windowsであれば対象のフォルダとかファイルをダブルクリックしたら中身見れますよね。
でも、コマンドラインの画面でファイルを開くのはどうやったらいい?
google先生に聞いてもわからず(調べ方が悪かったんだろうと思いますが・・・)、先輩社員の方々に初歩的過ぎる操作手順を手厚くサポートしていただけました。
以下簡単に記載します。
①ファイルの中身を編集する
vi ファイル名
でEnterを行うと中身が編集できる画面が立ち上がります。
編集を行うためにファイルを開く操作はこれです。
ファイル開けたけど、あれキーボードたたいても記載したい内容が反映されない・・・入力するにも何か操作がいるの?
と思ったら、そうでした、入力にはワンクッション必要でした。
②文字を追記する
入力したい内容が反映しないことに焦りながらも他の方に教えていただくと、文字をちゃんと反映するには「インサートモード」というモードにしないとダメらしいです。
そうするための手順は知ってしまえば簡単なもので
ファイルを開いた後に「i」を入力すればいいだけです。
こんな簡単なことがわからないこともあるんです。
インサートモードになってからは意図する文字入力を
行うことができました。
※ちなみにファイルの中身を「確認して見るだけ」のときは
less ファイル名
で内容確認ができます。中身を書き換える心配がない操作です。
入力はできた。じゃあ保存を・・・あ、保存ボタンとかないのね、そうだよね。保存の仕方がわからない・・・
となったため
入力内容を保存する
- :wq でEnterを押すと保存されて今開いていたファイルを閉じることができました。
反対に、入力内容を誤って保存せずに閉じたい場合には
- :q でEnterを押すと合記載した内容を反映せず利用できるようになりました。
viのコマンド集
Linuxでファイル編集を行う際にはviコマンドを利用することも多いと思うので
コマンドの活用方法を試しながら普段使いそうな操作に慣れていくべきだなと
感じました。
http://www.ritsumei.ac.jp/~tomori/vi.html
※コマンド集を見つけたので参考までにご参照ください。
(2)SSH接続してみる
最低限のコマンド操作が多少なりともできるようになったところで
サーバにWordpressをインストールするためにSSH接続を行えるようにする必要がありました。
・・・SSH接続とは何ぞや・・・
https://www.kagoya.jp/howto/it-glossary/server/ssh/
なるほどなるほど。。。。
理屈は何となく理解した。
で、windows端末への設定方法は書かれてるけど、Linuxのサーバには
どうやったら使えるようにできるのやら。。。
google先生をはじめ社内の皆様のご協力を得ながら調べていくと、
「PuTTY」と「Rlogin」がSSH接続を行うためのツールとしてメジャーなようでした。
私はRloginを利用することにしたので
https://ittechnicalmemos.blogspot.com/2020/05/rlogin.html
こちらを参考に設定を行い、無事SSH接続に成功しました。
(3)Wordpress設定
次にSSH接続したLinuxサーバ(OSはUbuntu)にWordpressをインストールします。
「wordpress ubuntu インストール」等で検索するとインストール手順を
案内してくれるサイトが多数表示されます。
例えば
https://ja.linux-console.net/?p=966
こちらを見てインストールを進めます。
途中まで、記載してもらってるコマンドをコピペして
記載通りの処理が手元のコマンドラインでも展開されている分には
問題なかったんですが、記載通りの処理が反映されない場合には
なぜうまくいかないのかを調べるのに時間がかかってしまい、
かつ正しい原因にたどり着かないケースも多々あったため
google先生ともっと仲良くなって適切な調べ方ができるようになりたい
と思った次第です。。。
あと、wordpressインストールの際、手順を記載してるサイトとは
パスワードは異なるものにするケースが多いと思います。
その場合、あたりまえすぎることですが、パスワードは絶対に
控えておきましょう。
インストールを進める途中や、一度インストールが完了してからの変更
作業が発生する際にパスワードがないと処理が進まないからです。
wordpress設定の際はパスワードをお忘れなく。。
ということまでコマンドラインやLinuxを本当に初めて触る超初心者の方に
お伝えしておきたいです。