1 はじめに
令和4年春の応用技術者試験に無事合格しました。
Qiitaを書く練習もかねての自分の勉強方法などを書いてみます。
参考になれば幸いです。
2 対象者
- 非IT系から情報システムの担当になった私のような境遇の人
- 応用情報技術者試験を申し込もうか迷っている人
- 応用情報技術者試験の勉強方法を迷っている人
3 受験前のスペック
大学:社会科学系
情報システム歴:1年ちょっと
IT資格:セキュリティマネジメント、Python基礎
4 受験した理由
業務内容的にテクニカルな知識や技術というより広浅なジェネラリスト的なIT知識が必要でした。
基本情報技術者では午後にプログラムがあるのでこっちの受験も考えましたがPython基礎取ったのですっ飛ばしていいやーと応用情報技術者を受験することにしました。
5 試験対策
午前対策
12月下旬
セキュリティマネジメントで勉強した知識くらいしかなくこのままテキスト読み出すと絶対力尽きると思ったのでまずはYouTubeで勉強を始めました。ほとんど倍速で見ました。
※とてつもなく分かりやすいです。あとCCNAの動画がおすすめです。
1月上旬〜下旬
簿記関係の資格試験でお世話になったTAC本を買いました。
毎日1章ずつ進めて2周しました。合格するためのちょうど良いボリュームだと思います。
2月上旬〜4月上旬
平日1〜2時間くらい勉強しました。3段くらいまではいきました。
4月上旬〜本番前日
あとは合格に向けて最終調整です。
午前対策はこのくらいです。
暗記が苦手なので、2月過ぎてから午前勉強は苦痛でした。
午後対策
2月上旬〜
毎週1回ずつ試験同様に解答時間を測って点数が取れそうな問題を選択する練習も含めて過去問演習を10回分くらい行いました。
選択科目は午前の解答具合から『ストラテジ、ネットワーク、データベース、プロマネ、ITサービス、監査』に絞りました。10回分解いて得意な順は、
セキュリティ>ITサービス>=ネットワーク>=ストラテジ=データベース>監査>=プロマネ
でした。データベースのSQLは実機で勉強しましたが、あとは間違えた問題の見直しと未選択問題を解くぐらいです。
※監査やプロマネは問題との相性や難易度のばらつきが激しくリスクが高いなと思いました。どちらも選択肢がなくなったときの最終手段かな感じました。
午後対策用にテキスト買いましたが過去問印刷できる環境があればなくてもいいかなと思います。
解説は、
でやってくれます。
全体の点数は最初は58点でそれ以降は85〜70点でした。
午前に比べて午後は割と楽しくできました。
試験結果
自己採点(TAC)
午前:70点
午後:75点
セキュリティ 18
ストラテジ 15
ネットワーク 16
データベース 10
ITサービス 16
結果
午前:70点
午後:75点
全く同じ点数でした。データベースはいつも7・8割で安定していましたが本番は問題読んでいる途中から全く頭に入らなくなって全然だめでした。焦って選択変える精神的余裕もありませんでした。
他は、セキュリティ楽勝でそれ以外はいつもどおりくらいという感覚でした。
6 全体の気づき、気をつけること
- 市販教材もネット上にもたくさん教材が揃っているので勉強しやすい。
- 最初は知らないことが多いので楽しい。
- 1ヶ月過ぎると午前勉強がつらい。午後問題は疲れるけどまぁ楽しい。
- 忘れずに申し込む。
- 受験会場は交通の便が良くて近い場所を選ぶ。
- 試験日当日は受験会場に行く。※評判どおり空席だらけです。
- 午後の選択問題を変える勇気と余裕を持つ。
- 合格発表まで受験票をなくさない。
- 早くから取り組みすぎない
早くから始めすぎて何回か気持ちが切れました。
飽きないために専門書読んでみたり実機触ったりして飽きない対策が必要だと思います。
2ヶ月くらいで一気に決めましょう。
7 最後に
勉強してみて知識の幅は広がった気がします。
全般知識を勉強するにはうってつけだと思います。
ただ、この勉強をしたからといって何かできるようになるわけではないので具体的に勉強する目的が他にあればそっちを勉強したほうがいいと思います。
8 最後の最後に
資格試験なので持ってるか持ってないかは雲泥の差です。
試験日が近づいてきたら気持ちを切り替えて合格するための勉強に切り替えましょう。
二度と午前勉強したくないので定期的に高度資格取っていきたいと思います。