はじめに
株式会社POLという会社でエンジニアをやっている @mejihabenatawa です。この記事は「POL Advent Calendar 2019」の2日目の記事です。POLが提供しているサービスであるLabBaseがどんなものなのかを紹介しながら、リスペクトしているLAPRASさんのスカウトメール補助機能をLabBaseでも考えてみたいと思います。
LabBaseとは
まず、僕が所属する株式会社POLが提供するサービスであるLabBaseを手短に紹介させてください。
このリンクがわかりやすく説明されています。
LabBaseは、学生が自分のプロフィールや研究内容をサイトに載せて、企業がそのプロフィールを読んで興味を持った学生にスカウトをするという流れの就活サイトです。ダイレクトリクルーティングとか逆求人型と呼ばれています。同様なサービスはirootsさん、OfferBoxさん、などありますが、LabBaseは理系学生に特化しているところが他と違うところです。
ダイレクトリクルーティングサービスの特徴として、自社にマッチした学生に個別にアプローチすることができるという点がありますが、その分、人事の方の工数が増えてしまうというデメリットがあります。
また、通常のダイレクトリクルーティングサービスは返信率があまり高くないということもあるのですが、LabBaseでは平均返信率が30%近い(2019年12月現在)ということもあり、今回は「その人にあったスカウト文を考えて、送る」という部分の自動化にフォーカスして工数をへらすことを考えます。
LAPRASさんのメール作成補助機能
さっそく、LAPRASさんのメール作成補助機能を見てみましょう。
こちらのリンクにまとまってますね。
以下のような手順のようです。
- 言及する項目を選択する
- メール作成補助の文章から文面を生成
- メール内の{{proposed_content}}部分に挿入
良いスカウト文とは
いろんな形の良いスカウト文があると思いますが、こちら参考にします。
やっぱり、具体的に候補者のどの部分に注目したのかがわかると良いですよね。
今回は、
- 学生のどの部分に興味をもったのか
- どの部分が自社とマッチしているのか
が含まれた文章をよいスカウト文とします。
具体的にはこんな感じのスカウト文ですね。簡易版ということでご容赦ください。

LabBaseでメール作成補助機能をやるとしたら
LabBaseの学生のプロフィール項目はいろいろあるのですが、主な項目としては以下となります。
- 自己紹介
- 自由記述
- 研究概要
- 自由記述
- キーワード
- 自由記述
- 希望職種
- 選択式
- 例)プログラマー、コンサルティング、マーケティング等
- 就職先に求めること
- 選択式
- 例)若いうちから裁量がもらえる、自分の専攻やスキルを活かせる等
- これからやってみたいこと
- 自由記述
さっきあげた良いスカウト文を上記の項目の組み合わせから生成すればよさそう。

課題感
- 自己紹介、研究概要、これからやってみたいことのような項目は定形がないので、良い落とし込み方を考える。
おわりに
今回は叩きで考えましたが、MVPとして、実装するのそんなに工数かからなそう。100%使えるスカウト文を生成するのは難しいが、この部分はこんな感じでどうですか?という提案用のテンプレートは作れそうなので、お客様にあててみて、フィードバックもらったら、よいと思いました!ということで実装しよう!
POLに興味を持った方、LabBaseに興味を持った方、お気軽にご連絡ください!