はじめに
今更ですが4月頃に基本情報技術者試験を合格したので、学習した教材やスケジュール、勉強方法などをまとめたいと思います。
取得きっかけ
とりあえず生でのノリと同じくらい、とりあえず基本情報をとりなさいと言われたのでとってみました。あと、お給料も増えるのでそれも狙いです。
取得した後感じたこと
気のせいかもしれないですが、取得した後は先輩たちとの会話がすっと入ってくるようになった気がします。
以前は分からない単語が飛んできてそれについて考えるせいで相手が聞きたい意図を理解できませんでしたが、取得後は「あ~、それね」というように意図を理解して会話や説明を考える余裕ができたなと思います。
筆者の前提レベル
ITパスポート取得
SIerエンジニア2年目
ITパスポート取得済みであること、エンジニアということもあり完全に未経験の方よりかはとっつきやすく
取り組めたかなと思います。
試験勉強で感じたこと
新形式になり易化したとの声がありましたが個人的には全然難しかったです。特に科目Bはしっかり対策を
しないと、慣れていない人は苦戦すると思いました。
基本情報技術者試験とは?
ITの基本を問う試験で、登竜門的な立ち位置にある試験です。
IT用語や知識を幅広く学べます。
試験 | 試験時間 | 出題形式 | 出題数 | 合格点 |
科目A | 90分 | 四択 | 60問 | 600/1000 |
科目B | 90分 | 多肢 | 20問 | 600/1000 |
勉強時間
平日1時間、休日3時間程です。2か月勉強したので、だいたい100時間くらいになります。
学習スケジュール
4週目:ひたすら過去問道場で10年分の過去問をやる
2週目:科目Bの参考書の問題を解く
2週目:科目Aと科目Bのサンプル問題を解く
4週目
もともとITパスポートをやっていたので、参考書などは読まずひたすら過去問道場というところで過去問を解いていました。80%の正答率を連続5回くらいできるまでやりました。
コツとしては、正解の問題を選ぶのではなく不正解の問題に対して「これは、こういう理由で違う」と消去してから最後に残った正解のものを選ぶというやり方が個人的には良かったです。
過去問からそのまま出題される場合もあるので、範囲を広げて10年分行いました。
暗記も一つの手ですが、同じような語句で全然違う意味の単語などもあるので理解しながらの方が結局早いと思います。
6週目
科目Bに着手し始めます。ここでは、科目Aと全く毛色の違うことをやるので戸惑う方もいらっしゃると思います。1問1問しっかりと理解して行うことが重要です。すぐ答えは見ず、わからなくても15分は考えるようにしましょう。ここでは問題数に限りがあるので、科目Aのように多くの問題をひたすらに解くやり方をしていると、答えはわかるけど解き方はわからないという状態になり最悪、詰みます。
私は以下の本で勉強しました。女の子が可愛かったので買いました
解説が丁寧で、難しい問題には動画解説がついているのでアルゴリズムを全くやったことがない方でもすらすらできるようになると思います。
科目Bに関してはこの本を1冊をやりきれば十分だと思っています。
8週目
ここからは、科目A・科目Bを並行して過去問を再度解いていきます。この時、サンプル問題というのがあるので科目Bは腕試しを兼ねて解いてみましょう。初見で8割解ければ本番でも問題ないかと思います。
サンプル問題は実際の試験より簡単に作られているので6割以下だった場合はちょっと気合を入れて復習したほうがよいかもしれないです。
最後に
こんなに偉そうなことを書きましたが、実際の試験での点数は
科目A 654/1000、科目B 600/1000
とかいうとんでもないがけっぷち点数でした。コスパを求めている方の参考になれば、幸いです。