要約
HEROZの中井です。
社内勉強会のための活動として技術調査グループを立ち上げたのでその紹介をすることで、現時点での備忘録だったり知見共有になるかと思い投稿します。3行で言うと
- 社内勉強会を活性化させたい、もっと深いテーマでもやりたい
- 技術ごとの調査グループを作ってエンジニアはどれかに所属するようにした
- 半年に1度の発表をすることにして活動中
という感じです。
背景
弊社では社内勉強会を月一で行っていましたが継続的に行うにあたって以下のような問題というか停滞感が生じていました。
- 社内勉強会のテーマが集まらない
- 発表者が固定されてしまう
- 知らない人向けになり技術の深い話題について話す機会がない
聴講者が40人くらいには盛況になるのですが、準備の手間をかけつつみんなの前で発表するというハードルを越えて発表してくれるのは慣れた人になりやすく、テーマが集まらなかったり発表者が固定されてるなあと感じていました。
あとは勉強会がLT的な形になっていって、あるテーマの技術について深く話すという形にならなく、社内のメンバーが持っているいろんな技術領域について深堀できてないなあというのもありました。
技術調査グループ
そこで技術調査グループという集まって定期的に話したり調査するグループを作って、勉強会で調べた内容を発表してもらう仕組みを作りました。
目的
技術調査グループの目的としては
- 最新技術のキャッチアップ
- 活動を通しての技術共有
- 調査結果を社外に公表することにより業界でのプレゼンス向上
としました。HEROZとして技術を調査・共有しながら各自のレベルアップを図りつつ公開することで業界の役にも立てたらなと。
活動内容
活動の内容としては
- エンジニアは全員どれかのチームに参加
- 最新技術を調査して発表(基本的には半年に1度は発表してほしい)
- 技術を試行してみて実例作成もしたい
- 発表内容をブログなどにアップ
- 活動頻度は任せる(月1, 2回集まるグループが多い)
- 興味によってチームは変更可能、半年に一度全体として取りまとめ
としました。交流だったり専門の作成のため基本的に全員どれかには所属することとしました。
半年に1度の発表を目標としているのは、発表をする機会を作ることで調査した内容をまとめるというモチベーションになるという考えからです。
単純に集まって話すだけでも社内の情報共有としては効果はありますが、それでもより深い知見のためには発表も大事だと感じます。
定期的に興味のあるグループに移動することもありとの考えです。大きく取りまとめしなおしたほうが移動しやすいかなと。
グループ例
どんなグループを作るかはアンケートを取って決めました。どこに入るかも同時に決めてます。
各チーム1人より複数人だと安定感あっていいかなとは思いますが、希望もあるので1人グループも存在してます。
画像、自然言語、強化学習、最適化・探索、テーブルデータ、3DCAD、インフラ(全社横断)、DevOps, MLOps、Web3.0(4.0, 5.0)、Webフロントエンド、Rust、クラウドGPU..etc
今後
今月から各グループ発表を始めていく予定です。
うまく回るか不安ですが、みんなの協力のもとうまく進めて行けたらなあという感じです。