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ガチ初心者がKubernetesでコンテナを立てる?まで・・・

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「Java Küche」のイベントに参加した!

2019/08/23の実施されたイベント「Kubernetes ハッカソン~Docker と Kubernetes にどっぷり浸かる二日間! ~」を振り返る記事。

講師
Microsoft・アドボケイト: 寺田 佳央さん

ありがとうございました。m(_ _)m

流れ

今回は、踏み台用の環境としてのUbuntu、そしてDockerfileのpush先、さらにKubernetesを動かす環境の、計3つのリソースをAzureで作成する。

内容としては、
UbuntuでDockerイメージ作成。
Azure Container Registry (以下、ACR) にpushする。
Azure Kubernetes Service (以下、AKS) で、コンテナを起動する。
までを紹介する。

必要なファイルや情報は、寺田さんが大変綺麗にまとめてくださってます。
GitHubリンク: https://github.com/yoshioterada/k8s-Azure-Container-Service-AKS--on-Azure

よし!やっていこう!

Outlookアカウント作成

リンク: https://signup.live.com/signup
※この時に、hotmail.comでないとAzureアカウントの作成でエラーする??

Azureアカウント作って、クレジットカード登録する

Azureのログインページ: https://portal.azure.com/#home
※クレジット登録してないと、Ubuntuのリソースを作ろうとしたときに再足される。

Ubuntuのリソースを作成する

Azureのコンソール画面にて、「Create a resource」をクリック。
Ubuntu 18.04 LTS版を作る
Resource gropは新規で作成!仮想マシン名も同じ。
リージョンは、「東日本」
SSH公開キーを「パスワード」
sshの許可する

作ったUbuntu環境にsshでアクセスする。

※resourceの詳細画面で、sshするときのip(パブリックIP)を調べとく。
例) ssh userName@ipAdress

Dockerをインストール

参考記事: https://qiita.com/myyasuda/items/cb8e076f4dba5c41afbc

sudo apt-get update

sudo apt-get install apt-transport-https ca-certificates curl software-properties-common

curl -fsSL https://download.docker.com/linux/ubuntu/gpg | sudo apt-key add -

sudo add-apt-repository "deb [arch=amd64] https://download.docker.com/linux/ubuntu $(lsb_release -cs) stable test edge"

sudo apt-get update

sudo apt-get install docker-ce

docker --version

Azure CLIのインストール

この後、ACR, AKSと連携したい。ので、AzureCLIをインストールするぞ!
参考記事: http://aka.ms/az-cli-install-jp
curl -sL https://aka.ms/InstallAzureCLIDeb | sudo bash

// Dockerfileの作成と、Dockerイメージの違いが・・・
※Dockerfileは、Dockerイメージの為のレシピ。作り方、材料が書いてある。
※docker buildでイメージが作れる。らしい。

Dockerfileを、Git Cloneする

※今回は寺田さんが、GitHubで公開してくれているやつを使わえてもらう。
めっちゃ感謝してます!!!!!
(>ω<)

移動
cd FrontService

Dockerfileを眺めてみる
cat 0-Dockerfile-for-Maven

※たくさん使うライブラリ郡を毎回ダウンロードするのは大変なので、それらを一度ダウンロードして、イメージとして作っておく。次からは、そのイメージを読み込むだけで良い。よく依存しそうなものは、イメージを作っておくのをオススメする。らしい。

docker build -t maven-include-localrepo:1.1 . -f 0-Dockerfile-for-Maven
※sudo su で入っておいた方が良いかも。

さっきのbuildできたか、確認。
docker images

Azure Container Registry の作成

// Kubernetesは、ACR経由でDockerイメージを取りに来るイメージ。だと思う。
// docker hubのプライベート版てきなやつかな?

作ったイメージを、さっき言ったAzure Continer Registryにpushしたいので、先に作っておく。

参考記事: https://github.com/yoshioterada/DEIS-k8s-ACS/blob/master/CreateAzureContainerRegistry.md
ブラウザにてリソースを作成
レジストリ名は、適当に決める。
リソースグループは新規で適当に決める。
管理ユーザーは有効にしといた。

続けて、ACRへログイン

※docker login する。コマンドの引数として、user名とACRのドメインを与える。
docker login -u [user名] [xxx.azurecr.io]
の後に、パスワードを入力する

※必要な情報は、詳細画面でアクセスキーで確認できる。
※詳細画面で得られる情報 {
user : 〇〇
login-server: 〇〇〇〇.azurecr.io
pass: 〇〇〇〇〇〇〇〇
}

Dockerイメージ作成とpushの準備

// ACRへの認証はやった。(docker loginで。)
※イメージを作ると、コンテナが作れる。動いてる実態はコンテナ。

Dockerイメージの作成と、ACRへのpushを、.shファイル(2-build-create.sh)に寺田さんがまとめてくれてる。ので、shをコマンドで起動させれば良いらしい。が、そのpushするイメージの指定と、push先のリポジトリの2箇所はviで編集してね!

※ viでの編集箇所
vi 2-build-create.sh
DOCKER_IMAGE=〇〇〇〇/front-spring-service
DOCKER_REPOSITORY=〇〇〇〇.azurecr.io

※ DOCKER_IMAGEには、ACRのuser名: fullund2。/の後には、imagesの名前(ここで付けた名前がイメージの名前になるっぽい。今回は、front-spring-serviceで行こう!)

ACRへpushする

※コマンドを打つときに、バージョン指定を引数で受け取れるので・・・もし、2回目とかなら、2.0とかにしてね!
./2-build-create.sh [x.x]

※ブラウザで、pushされているか確認してね!

今回は試しに少しソースを編集してv2としてイメージ作成してみよう!

vi src/main/java/com/yoshio3/frontspring/FrontController.java
の一番した、returnの文字列を少し変更してみよう!

よし、変更したソースを元に、作成しよう
./2-build-create.sh 2.0
※引数のバージョンは、2.0にしとく。

動作確認

イメージの起動
docker run -p 8080:8080 -it [REPOSITORY名]:[x.x(TAGの数字)]

別タブで新たに開いて、curlでアクセスして確認してみよう!
curl http://localhost:8080/sample/hello

次の目標: AKSでコンテナを立てたい。まずは、ACRにあるイメージを取りに行く!

Azureページで、Create Kubernetes cluster を作る。

またリソースグループは、新規で!クラスター名は一緒かな。
リージョンは、東日本
Node count 1にする。
仮想ノードは有効

HTTP application ・・・ Yes

Kubectl コマンドのインストール

az aks install-cli

az-loginしようぜ

az login
※ブラウザ経由でログインできる

AKS接続用の資格情報の取得

az aks get-credentials --resource-group [xxxx] --name [xxxx]
※これで、Kubernetesに繋がるようになった。

試しにコマンドが使えるか確認してみるか

kubectl cluster-info
とか
kubectl get node

ACRにあるイメージを、Kubernetesに持ってきたい

今のままだと、KubernetesがACRへアクセスできない。
なので、3-create-secret4reg.shをviで編集する。

※具体的には、ACRへAKSからpullの通信を送りたい。その認証を、3-create-secret4reg.shファイルに書いてある感じ。

kubectl create secret docker-registry docker-reg-credential --docker-server=〇〇〇〇.azurecr.io --docker-username=〇〇 --docker-password="〇〇〇〇" --docker-email=hoge@example.com

※うまくいったら、 kubectl get secret で確認してみよう!

よし、これでイメージを取りに行く事は出来そう!

取ってくるイメージ名を修正する

※作成したACRサーバー名、コンテナのイメージ名に変更する
vi 4-create-deployment-svc.yaml
※修正箇所 30行目。入力する内容としては、docker imagesでの長いやつ。/の後には、verを書けばよい。
image:
〇〇〇〇.azurecr.io/〇〇/front-spring-service:1.0

※少し下も修正する。cpuの0.6を100mに変更。2箇所

※1.0を取りにいくなら、上の
template:
metadata:
labels:
app: spring-front-service
version: [ここを、"v1"としておく]

よし!認証と取りに行くイメージは指定できた。

実行

※applyコマンドを使って、ACRからイメージを取ってきて、コンテナを立てる事が出来る。
kubectl apply -f 4-create-deployment-svc.yaml

起動しているか確認

kubectl get po -w

動作確認

※実態はKubernetes側で動いてるから、lcoalhostへフォワードするコマンド
kubectl port-forward [spring-front-service-〇〇〇〇] 8080:8080
※もし上手くいかなかったら、docker stopで動いてるの止める。

別タブで・・・
curl localhost:8080/sample/hello
# 結果が表示される

v2を作って、applyする

4-create-deployment-svc.yamlを複製して、4-create-deployment-svc-v2.yamlとする。
vi 4-create-deployment-svc-v2.yaml で編集
・4行目の name: spring-front-serviceも末尾に、"-v2"を付けとく。
・imagesをいじる。:2.0にすると、v2のイメージを見ることになる。
・versionを、v2にする。

kubectl apply -f 4-create-deployment-svc-v2.yaml
※なんか、sudo suに入らないと出来なかった。

v2の起動確認

kubectl get po

// 2つめも、port-forwardして確認すると良いかも。

これで、僕らはk8sで2つのコンテナを立てることに成功した!やった!!

フィルタリングしてみよう!

kubectl get po --selector app=[],version=[v1]
-> つまり、selectorを書いて、どのpodへアクセスするか制御できる!!!

次に、Kubernetesでv2のコンテナを起動させて、v1をv2にアップデートさせる方法をやる。

serviceについて

serviceってのを作って、それを起動させよう。
serviceがpodへのアクセスを仲介する感じ??

podを実行すると、固定でipが生成されるよね。それってどう管理します?手動って大変。
実はip以外にもpodにアクセスする方法がある。
ipが頻繁に変化することになるのは、良くないですよね。

デプロイの肝
=> serviceを作って、この一意のIPアドレスを覚えてさえいれば、あとは、serviceのselectorでpodを変更できる。
11-Service.yaml を確認してみよう!

serviceの起動

kubectl apply -f 11-Service.yaml

確認

kubectl get svc

メリット

正常に動いているpodを立てたまま、新たなpodに以降できる。
直ぐに戻す事も出来る!
これが、kubernetesの凄く良いところ!!!!
自分自身でやろうとすると、大変。
yaml編集するだけ。

ちなみに

通常は、serviceはtype: ClusterIP!!
まぁ一瞬だけでも、どうしても外部に公開したいなら、type: LoadBalancerにする。
でも、よくない。危険。注意してね。

--> serviceが複数ある時、Ingressでまとめて、そのIngressの設定で、pathを設定する事で、URLに応じて呼び出すserviceを分岐できる。

まとめ: Ingressを外部に公開すると良い。

IngressでURLを分けて!serviceでpodを分岐する。
イメージは、serviceのルーティング。受付嬢!!

マイクロサービスを運営する上で、便利な機能。

Ingressを修正して立ち上げてみる

vi 12-Ingress.yaml
修正箇所: - host: front-service.[〇〇〇〇.aksapp.io]
この修正の中身は、ブラウザの、リソースの「HTTP アプリケーションのルーティング ドメイン」から貼り付け
※場所的には、ホーム > リソース グループ > [k8s] > [k8s] かな?

立ち上げ

kubectl apply -f 12-Ingress.yaml

確認

kubectl get ing

アクセス

http://[front-service.〇〇〇〇.japaneast.aksapp.io]/sample/hello

一応、イベントの内容はここまで。

デザインオブフェアーという考え

壊れる事が前提で、物事を作っていくマインドがないと、kubernetesは触らない方が良い。
落ちる。影響範囲を小さくする。
落ちないようにする努力よりも、落ちる前提で考えた方が良い。
落ちた時の再構築の流れを考える。どこまでデザインオブフェアーをやり通すか。必ず落ちる。

最後に

本当に寺田さん、ありがとうございました!
正直、Dockerは30分は触ってたので何となく分かったけど、Kubernetesは無知でした。
モブプロだった事も幸いし、なんとか最後まで出来た!!

(´∀`)

後日、知り合いと3人で同じ内容をした。
本記事は、その時の成功例を元に作成した。

繰り返すって大事だなぁ。

Kubernetes、、、というかマイクロサービスをちょっと感じれて良かった。
またやりたい!(^・^)

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