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3つのstepでサイト表示速度をアップした話

Last updated at Posted at 2021-02-19

3つのステップとは

サイトのコーディングがほぼ完了した際に、パフォーマンスが低すぎるとびっくりして、
なにが方法がないのか、色々調べて、検証してみた結果をまとめた記事です。
早速ですが、3つのステップはこちらです。

  • CSSファイル、JSファイルを圧縮・軽量化(Minify)する
  • img要素を「loading=“lazy”」を付与する
  • content-visibility: auto;でコンテンツの遅延読み込み

IEと戦う戦士なら諦めましょう。

1. CSSファイル、JSファイルを圧縮・軽量化(Minify)する

2021年のサイト制作現場で、ファイルを圧縮しない選択肢はないでしょう。
Webpackで開発する際に、ミニファイは当たり前ですが、
Webpackを使う以外の場合でも、ファイルを簡単にミニファイする方法がございます。

スクリーンショット 2021-02-19 22.35.13.png

こちら、VScodeの**「JS & CSS Minifer」**という拡張機能です。
使い方について、Google先生に聞けば、丁寧に教えるから、ここで省略します。
一度圧縮されたファイルを元に戻る便利な拡張機能もあります。
「Prettier – Code formatter」

ただし、圧縮されたファイルを**「Prettier – Code formatter」**で戻ったあと、最後のセミコロンが省略されてしまう場合があります。

 p {
    color: #000;
    font-size: 16px;
    margin: 15px auto /* ここのセミコロンがなくなっちゃう!!! */
  }

何も仕掛けていないときのサイトは36点! ひどすぎる!!
スクリーンショット 2021-02-19 23.16.33.png

ミニファイ後
スクリーンショット 2021-02-19 23.34.17.png
スクリーンショット 2021-02-19 23.23.34.png

がっかり!ほとんど変わっていないじゃん。

でも、大丈夫!次の策があります。

2. img要素をloading=“lazy”を付与する

使い方はとっても簡単、img属性にloading=“lazy”を追加するだけです。

<img src="pic.png" alt="画像の詳細" loading="lazy">

loading=“lazy”の効果はどうだい?
スクリーンショット 2021-02-19 23.39.11.png

ちょっと微妙ですね!

最後、最新のやり方を導入してみたいと思います。

3. content-visibility: auto;でコンテンツの遅延読み込み

使い方も簡単。セクションごとに指定するだけです。

section {
  content-visibility: auto;
  contain-intrinsic-size: 500px; 
}

MDNの解説はこちらです。
https://developer.mozilla.org/ja/docs/Web/CSS/content-visibility

参考記事はGoogleのブログです。
https://web.dev/content-visibility/

ちなみに、後こちらの日本語記事もみつけました。

すぐ検証してみました。
スクリーンショット 2021-02-20 0.00.06.png

スクリーンショット 2021-02-19 23.51.52.png

さすが最新技術! 早くなりました!

今度、もっと掘り下げてみたいと思います。

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