皆もすなるQiitaといふものを、儂もしてみむとてするなり。
と言う訳で、こん**は!はなっち!です。
★★★この記事はUiPathブログ発信チャレンジ2021サマー、7/20の記事です。★★★
今回は、ちょっとしたシリーズです。UiPathを使うに当たって、UiPathの機能ではなく、コンピュータ言語を使う上での基礎知識を展開していこうと思います。
条件分岐
事務作業をしていると、ある項目がAだったらこう処理をする、Aでなかったら…と処理が分かれる場合があると思います。
ロボットにその処理をさせるには、「条件分岐」アクティビティを使用します。英語だったら「If」アクティビティですね。
コンピュータの世界で、条件分岐は、ある条件を満たす場合と、満たさない場合と、2分岐します。
if ある項目がAですか?
はい、Aです。
いいえ、Aではありません。
「はい、Aです」の場合は、「条件分岐」アクティビティの「Then」の方に流れます。
「いいえ、Aではありません」の場合は、「Else」の方に流れます。
「ある項目がAである」は、「Condition」のところに記述します。
ただ、「ある項目がAですか?」に書いては、ロボットは理解してくれませんので、理解できる様に記述します。
項目 = "A"
項目.Equals("A")
この記述は、式の評価結果がBoolean型になるようにします。
極論、Booleanとしての値、「True」/「False」を記述してもOKです。Boolean型の変数だけでもOKです。
例えば「条件分岐」アクティビティ以前の処理結果を「Boolean型の変数」に格納し、ロボットの処理を制御する事が出来ます。
式の評価結果がBoolean型となるような条件に、以下のようなものもあります。
数値.CompareTo(1).Equals(1) ⇒ 数値が1より大きいか?
数値.CompareTo(2).Equals(0) ⇒ 数値が2か?
配列.Contains(値) ⇒ 配列の要素の中に、値が含まれているか?
文字列.SubString(0,2).Equals("AB") ⇒ 文字列の先頭1文字が"AB"であるか?
他にもいろいろあります。業務要件に合わせて、記述しましょう。
おわりに
いかがでした?
条件分岐は、代入に次いで使用率が高いと思っています。日々の生活でも、「雨が降りそう?」はい⇒傘を持っていく、いいえ⇒傘を持っていかないなどは、条件分岐ですね。
是非UiPathでのロボ開発の一助になればと思っています。
ありがとうございました!