皆もすなるQiitaといふものを、儂もしてみむとてするなり。
と言う訳で、こん**は!はなっち!です。
【序章】
UiPathで作ったロボットを、他の方に使っていただくには、UiPath OrchestratorへPUBLISHして、それをUiPath Assistantユーザに連携していきます。
UiPath Orchestratorには、PUBLISHされた全てのロボットが存在する訳ですね。そのロボットが、実際に運用としてPUBLISHされたものなのかは、管理簿などで管理すればいいのですが、どのようなロボットなのか、どれ位の規模のロボットなのかを知るには、ロボット開発者に時間を割いてもらって…
それはそれでなかなか手間なので、そもそもロボット資産を提供依頼をしたとしても、快く開示してくださるとは思えず…止む無くUiPath Orchestratorから、パッケージをダウンロードしていき、それを基に読み進めたり…
これをやると、ロボットは、"パッケージ名_バージョン.nupkg"というファイル名としてダウンロードできますね。
【本題】
ダウンロードの手順は、
- UiPath Orchestratorにログインする
- 「テナント」から「パッケージ」へ遷移する
- 検索で、ターゲットとする「パッケージ」を検索する。
- 一覧の右側のダンゴアイコンから、「バージョンを表示」を選択
- 「パッケージ バージョン」画面から、対象とするバージョンのダンゴアイコンから、「パッケージをダウンロードする」を選択
- ダウンロードが始まるので、終了するまで待つ
となる訳ですが、これが一つ二つだったら手作業でいけますが、これでもなかなか手間だなと思われたら!
さぁ、どうします!?
UiPathでやってみよう!と試行錯誤したのですが、検索結果が複数出てきたり、検索が完全一致ではなく、部分一致のものが表示されてしまうなど、なかなかうまくハンドリングできません(検索が完全一致に出来ませんか?って中の人にはお伺いしていますが、今は出来ない雰囲気(^^♪
あぁでもない、こぉでもないと、画面を睨めっこする日々が過ぎ、ひょいと見かけた最初の画面の左下。ここに、文字列が浮かび上がっている事に気が付き!
これを利用してみよう!ってトライしたところ、一発で、ダウンロード出来たのでした!
https://OCのURL.jp/odata/Processes/UiPath.Server.Configuration.OData.DownloadPackage(key='ロボット名:1.0.1')
こんな感じ。
これなら、ロボット名と、バージョンの情報さえ入手できれば、一気にダウンロード出来ますね!
以下の例は、ダウンロードのURLを、変数URLに組み立てて、「URLに移動」アクティビティで移動(ダウンロード)させたシーケンスです。
- 因みに、お客様環境ですので、色々隠してます
- バージョンは、2020.10のオンプレです。
- 他環境ではどうなるか、検証はしていません
【まとめ】
- ダミーで作ったプロセスを対象に実験してみました。成功したのは、たまたまかもしれません。部署異動などに伴うプロセス名の変更は、やはりロボット資産から行った方が安心ですね。
- とは言え、ロボ資産がなくなってしまった!などのアクシデントに備えて、知識としてこういう事で成功した事例があったって事を覚えていただけるといいですね。
- そもそも部署名をプロセス名に冠するのはダメぢゃん!って方は、是非命名ルールなどを教えていただければ幸甚です。
おわりに
いかがでした?
ロボットを、パッケージ.nupkgとしてダウンロードできれば、後は解凍して、Project.jsonから使用しているアクティビティパッケージのバージョンを調査したり、開発時点の、運用では不要なファイルが混在していないか確認したりと、色々楽しめますね!
今回も読んでいただきありがとうございました!
是非UiPathでのロボ開発の一助になればと思っています。
ありがとうございました!