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【初めてOCI part1】VCN作成

Last updated at Posted at 2023-09-07

はじめに

近頃、OCIを使うようになったこともあり、備忘を兼ねて色々残したい。
とりあえず、VCN作成からIaaS、PaaS環境の構築までの流れをメモ。
※コンソールのレイアウトなどはどんどん変わっていくので参考程度にどうぞ
※書いてる現時点でもレイアウトに変更が…

構築していく環境構成(記事作成目標)

・IaaS環境に1台
・PaaS環境に1台

補足事項

・使用するVCNは1つとする
・IaaSはOSをOracle Linux 8、ShapeはVM.Standard.E4.Flexの最小スペックとする
・PaaSはShapeをVM.Standard.E4.Flexの最小スペック、ライセンスはBYOLとする
・DBのバージョンは最新とする
・構築後にTera TermでIaaS環境へ接続、IaaS環境→PaaS環境へssh接続できることを確認する

VCN作成

今回、まずは仮想クラウドネットワーク(VCN)を作成していきます。

ウィザード起動

コンソール上左上にあるハンバーガーメニューを押下するとメニューが展開されるので、そこからから[ネットワーキング] → [仮想クラウド・ネットワーク]を選択します。
 Qiita_VCN作成_01.jpg
 Qiita_VCN作成_02.jpg

コンパートメント内の仮想クラウド・ネットワーク」画面へ遷移するので、[VCNの作成]、[VCNウィザードの起動]のどちらかを選択してVCNを作成していきます。
作成前に、画面内でリージョンとコンパートメントの設定が間違っていないか確認しておきます(赤丸で囲った部分)。

今回はウィザードを使って作成したいので、[VCNウィザードの起動]を押下します。
※ウィザードで作成すると、用意されたテンプレートを元にいくつかのネットワーク・コンポーネントも作成される。
Qiita_VCN作成_03.jpg

ポップアップウィンドウが出てくるので、作成したいテンプレートを選択して、[VCNウィザードの起動]を押下します。

今回作成する構成は、上のテンプレートが近いのでそちらを選びます。
※ちなみに、テンプレート説明の内容を見れば、作成されるコンポーネントがわかります。
Qiita_VCN作成_04.jpg

構成

ウィザードが起動されるので、必要な情報を入力していきます。
最初に、一番上に「リソースの可用性は正常にチェックされました。」と出ていると思いますので確認。(正常じゃなかったことが無いので、その場合はどうしたらいいのかは不明。)
Qiita_VCN作成_05.jpg

構成 - 基本情報

・VCN名:任意の文字列
・コンパートメント:作成したいコンパートメントが選択されていること

VCNに名前を付けます。今回は安易ですが「testvcn」で…
コンパートメントの選択が想定通りのものであることを確認します。
Qiita_VCN作成_06.jpg

構成 - VCNの構成

ここの構成については、今回はデフォルトのままにします。
・VCN IPv4 CIDRブロック:10.0.0.0/16 (デフォルト値)
・IPv6接頭辞(オプション):チェック無し(デフォルト値)
・DNS解決:チェック有り(デフォルト値)
Qiita_VCN作成_07.jpg
「このVCNを別のVCNとピアリングする予定の場合、VCNのCIDRブロックが重複しないようにする必要があります。」との記述がありますが、今回は「作成するVCNは1つ」の予定なのでスルー。
VCNピアリングについてはこちらから

IPv6も使わないのでチェック無し。
DNS名前解決はデフォルトのチェック有りとします。
DNSについてはこちらから

構成 - パブリック/プライベート・サブネットの構成

・IPアドレス・タイプ:IPv4 CIDRブロック(固定)
・IPv4 CIDRブロック:
  ・パブリック・サブネット:10.0.1.0/24
  ・プライベート・サブネット:10.0.2.0/24

次に、各サブネットのCIDRブロックを指定します。
指定する際、パブリックとプライベートのCIDRブロックは重複しないようにします。
Qiita_VCN作成_08.jpg
画面の一番下に、「タグ付けオプションの表示」というのがありますが、今回は使用しませんのでスルーします。入力が完了したら「」を押下して次の画面へ移ります。

[確認および作成]画面

構成画面で入力内容から、作成されるコンポーネントの情報が表示されるので確認していきます。
Qiita_VCN作成_09.jpg

構成および作成 - Oracle VCN

①では、「名前」「コンパートメント」「IPv4 CIDRブロック」を確認します。
Qiita_VCN作成_10.jpg

②では、「サブネット名」「IPv4 CIDRブロック」を確認します。
また、パブリック/プライベートの各サブネットに「セキュリティ・リスト」「ルート表」が設定されていることがわかります(青枠範囲)。
Qiita_VCN作成_11.jpg

その他に、「ゲートウェイ」「セキュリティ・リスト」「ルート表」というものが一緒に作られることになります。
一通り確認ができたら、画面下の「作成」を押下してVCNを作成します。
Qiita_VCN作成_12.jpg

作成が完了したら、画面下の[VCNの表示]を押下することで作成されたVCNのページに遷移します。
作成されたものを確認してみましょう。
Qiita_VCN作成_13.jpg
Qiita_VCN作成_14.jpg

あとがき

今回はここまで。。。
初めて記事を書いたが、Markdownでの記載で手間取ってしまった。
次回以降、もうちょっと時短できるといいな。

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