目的
本記事はweb記事を書くうえで大切だと思ったことの備忘録です.IT向けというよりは,現状の記事があまりにも杜撰になってきたのであららめて,何をどうまとめてどうしてフォーカスするのか,また生成AIが発達する上で必要になりそうな技術について,大学生なりの視点でまとめた物です.当たり前だろという意見が出てくるような初歩的な事について述べています.くだらないと思ったらブラウザバック推奨です.
また,本記事は私の意見であり,特に特定の第三者を貶めるようなつもりはありません.炎上は勘弁です.文章中問題となる内容がりましたらご指摘をお願いしたいです.
内容
まず,今週この本を読みました(まだ全部読み終えていません.).細川功著「具体⇔抽象」トレーニングです.私が気づかされ,また必要な考えだと思った項目は以下の通りです.
- 抽象と具体の関係
- 抽象化するための問い
- 構造的な情報
下記が抽象と具体の端的なライフサイクルです.
抽象と具体の関係
具体:物事を直接視認または確認できる状態であること
抽象:物事の側面,属性,その他の要素を確認できること
上記が私の中での具体と抽象を辞書で引いて解釈したものです.つまり言いたいのは具体的な状態から知りたい情報にフォーカスしたのが抽象化ということで情報の構造以下のピラミッドで表すことが出来ます.
![[Pasted image 20250202123333.png]]
抽象的な情報であるほど無駄な情報が少ない,つまり情報が圧縮されていることを上記の図は表しています.
これをプログラミングで例えると,プログラムの内容や挙動を詳細に説明することが具体的な情報で,プログラムがどんな働きをするかを示したものが抽象的な情報です.
ここで,人に説明するときではどんな情報を伝えるとなったとき何をどこまで説明するか分からない,そのようなケースが日常生活のほとんどであると考えます.したがって次にその今の私の答えを示します.
抽象化するための問い
結論から,今焦点を当てているモノはどこ?(私の言語能力ではこれが限界でした.)
それが知りたいんだよと思った方,私もそれが知りたいです.しかし方程式は時と場合によって千差万別です.一つの解などは存在しないです.
例えば,身近な話でいうところのSNSで議論されている?内容,批判を恐れず発言するのであれば,政治的な話や宗教,男女間のおごるおごらない,夫婦間の家事問題.
私自身の思想が偏っていますが,話している立場や定義する問題の内容や影響の偏りが個々で異なることを考慮せず,一般化していることが問題であると考えました.つまり,自分の置かれている状況を一般的な内容か?自身の内容か?というようなことを記載せず断片的な情報ばかりをSNSという媒体で投稿することでこのような不毛な争いに発展していることに気づきました.
また最近の私の出来事,インターン先でのプレゼンに置き換え,考えてみました.
(background: インターン先である物について調査を行い,まとめて発表した.
以下の内容は,守秘義務の観点から多少ぼやかしています.)
今振り返ってみると,以下の内容が不足していることが分かりました.
- 誰(もしくはどの立場の人)が聞きに来るか?
- 相手方は現状どのような立場か?
- 抽象的な目的と具体的な目的は何?
特に,私が聞くべきだったのは3項目目の「抽象的な目的と具体的な目的」でした.まず,抽象的な目的でおおよその全体像を把握しつつ,次の具体きな目的からその人がどこに着目しているのかを深く分析するべきだったと後悔しました.つまり,抽象的な内容と具体的な内容のギャップから問いを逆算しようと考えました.
具体的な情報 + 問い = 抽象的な言い換え
上記の式が成立していると仮定しています.この式を端的に言い換えるとコミュニケーション能力という抽象化が出来ます.だからコミュ力って大切なんですね,納得しました.
構造的な情報
構造的な情報.
この単語を見た時,私の中のもやもやを言語化してくれた言葉です.昨今生成AIが急速に発達し,誰もが多くの情報をアクセスできるようになり,分からない内容で,知らない検索できない情報でもとりあえず尋ねると教えてくれるようになりました.しかし,情報によりアクセスできるようになっただけで私自身の脳内で整理されず,情報同士の上下関係,類似関係を不明慮にしていることに気づかされました.
一般的に聞いたら確かに答えてくれる生成aiですが,LLMは統計的にそう答えてくれるというだけで知らないことを知っていると知っている状態にしてくれるけれど,周辺知識については知っている前提で出力してくることが問題だと私は解釈しました.
例えば,私はdcokerについて勉強しているのですが,聞いた範囲については答えてくれるのですが,聞いていない情報,当たり前の周辺知識への無頓着であり,例えば初学者は何を知ればいいかもわからないから聞きようがないという盲点でずっとつまずいていることに気づきました.それと同時に体系化された情報,つまり整理され学べる形の情報に付加価値が付いているということに改めて気づきました.大学やUdemyなどの体系化され学べる環境が支持されている状況がよくわかりました.
ここで私は今回から次のようにweb記事の作製を行ってみようと思います.
- これはどんな目的か?
- どんな状況であるか?
- どこまでの範囲について記述しているか?
- 内容(私の友が理解できるようにまとめ直されているか?)
散見された情報をまとめ,整理し,それを抽象化して理解度を深めることが社会に出た時に必要な技術だと思います.
今後の展望
最近の私のweb記事を振り返ってみるとQittaに投稿することを目的としていて,本来の目的である,文章作成能力,及びコミュニケーション能力の向上とかけ離れており,大きく反省します.
また,最近何をやりたいのか不明慮になりいろいろなものに手を出して中途半端な状況になっているため,ここで今週はdockerの勉強し,AtCoder用のキョウプロ環境とFlutter用のアプロケーション開発環境,dify用の開発環境を作製するとを目標とします.